ルーヴル美術館展 愛を描く
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- 開催終了
- 企画展
人間の根源的な感情である「愛」は、古代以来、西洋美術の根幹をなすテーマの一つでした。ギリシア・ローマ神話を題材とする神話画、現実の人間の日常生活を描く風俗画には、特別な誰かに恋焦がれる神々・人々の情熱や欲望、官能的な悦び、あるいは苦悩や悲しみが、様々なかたちで描かれています。一方、宗教画においては、神が人間に注ぐ無償の愛、そして人間が神に寄せる愛が、聖家族、キリストの磔刑、聖人の殉教といった主題を介して、信者たちに示されています。
本展では、西洋社会における様々な愛の概念が絵画芸術にどのように描出されてきたのか、ルーヴル美術館の膨大なコレクションから精選された73点の絵画を通して浮き彫りにします。16世紀から19世紀半ばまで、ヨーロッパ各国の主要の画家によって愛の表現の諸相をひもとく、かつてない趣向の展覧会です。ぜひご期待ください。
開催概要
- 会期
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毎週火曜日休館 ※ただし3月21日(火・祝)・5月2日(火)は開館、3月22日(水)は休館
- 開館時間
10:00~18:00
※毎週金・土曜日は20:00まで
※5/3(水・祝)、5/4(木・祝)、6/7(水)、6/8(木)、6/11(日)は20:00まで
※入場は閉館の30分前まで- 会場
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国立新美術館 企画展示室1E
〒106-8558 東京都港区六本木7-22-2 - 主催
国立新美術館、ルーヴル美術館、日本テレビ放送網、読売新聞社、BS日テレ、ニッポン放送
後援:在日フランス大使館/アンスティチュ・フランセ日本
特別協賛:野村證券
協賛:大成建設、DNP大日本印刷
協力:日本航空、NX 日本通運、TOKYO MX、TOKYO FM
企画協力:NTVヨーロッパ
本展は、政府による美術品補償制度の適用を受けています。
- 観覧料
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当日 2,100円(一般)、1,400円(大学生)、1,000円(高校生) - 中学生以下は入場無料。
- 障害者手帳をご持参の方(付添の方1名含む)は入場無料。
- 2023年3月18日(土)~31日(金)は高校生無料観覧日(学生証の提示が必要)
- 5月8日(月)以降は事前予約(日時指定)不要です。チケットの詳しい情報は、展覧会ホームページのチケット情報をご覧ください。
- 本展では団体券の販売はございません。
- 学校等の教育活動でのご来館についてはこちらをご覧ください。
- 会期中に当館で開催中の公募展のチケット、またはサントリー美術館および森美術館(あとろ割対象)で開催中の展覧会チケット(半券可)を国立新美術館チケット売場で提示された方は、本展覧会チケットを100円割引でご購入いただけます。
- 国立美術館キャンパスメンバーズ加盟の大学等の学生・教職員は本展覧会を学生1,200円、教職員1,900円でご覧いただけます。国立新美術館チケット売場でお求めください。
- その他の割引などお得な情報はこちらをご覧ください。
- 会場での観覧券購入に次のクレジットカードと電子マネー等がご利用いただけます。
クレジットカード:UC、MasterCard、VISA、JCB、AMEX、Diners Club、DISCOVER
電子マネー:Suica(スイカ)、PASMO(パスモ)、ICOCA(イコカ)等、iD その他:J-Debit、銀聯
- 巡回情報
京都:京都市京セラ美術館、2023年6月27日(火)~9月24日(日)
- お問合せ
050-5541-8600(ハローダイヤル)
みどころ
- ルーヴルが世界に誇る珠玉の絵画コレクションから厳選された、「愛」の名画、73点が一堂に集結!
- 古代の神々の愛、キリスト教の愛、恋人たちの愛、家族の愛、官能の愛、悲劇の愛…16世紀から19世紀半ばまで、ヨーロッパ各国の主要画家の名画により、多様な愛の表現に迫る!
- 「愛」というテーマを通して、誰もが知る傑作から隠れた名画まで、日本初公開作品を含め、新たな発見や出会いのある展覧会。
- なかでも、18世紀フランス絵画の至宝、フラゴナールの《かんぬき》が26年ぶりに来日!