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日本の現代美術と世界 1989‒2010(仮称)

  • 開催予定
  • 企画展

Reference Image: Tatsuo Miyajima, Mega Death, 1999 ©Tatsuo Miyajima, ©Estate of Shigeo ANZAÏ, 1999. Courtesy of ANZAÏ Photo Archive, The National Art Center, Tokyo

国立新美術館は、香港の現代美術館 M+(エムプラス)との初めての共同企画により、「日本の現代美術と世界 1989‒2010(仮称)」(2025 年9月3日~12月8日)を開催いたします。
本展は 1989 年から 2010 年までの約 20 年間に焦点をあて、日本の現代美術を振り返るものです。昭和が終わり平成元年を迎えた 1989 年と、2011 年の東日本大震災という大きな節目に挟まれたこの 20 年は、冷戦の終結とともにグローバル化が進み、国内外を問わず、政治、経済、文化、市民生活が大きく変化した時代です。
国や地域の枠組みを超えて、国際交流を重ねながら変化してきた日本の現代美術の軌跡をたどる本展は、この時期を象徴する作品と、諸地域で醸成されたアートプロジェクトというふたつの軸が絡みあうように構成され、国内外で活躍してきた日本人アーティストとともに海外のアーティストも取り上げます。本展覧会は、日本の現代美術の姿を、文化的な対話と参加による、多様かつゆるやかなネットワークとして描きだします。これは、日本の現代美術の独自性を強調するという従来の視点とは異なる見かたを提案する試みです。
本展覧会では、変化に満ちたこの時代に、日本の現代美術がいかに歴史的遺産やアイデンティティの多様性といった主題に取り組んできたか、いかに新しいコミュニティの可能性を模索してきたかを紹介します。また、グローバル化が進み始めて最初の 20 年にあたるこの時期に、日本の美術と視覚文化が世界に与えた影響を考察します。

開催概要

会期

休館日:毎週火曜日

開館時間

10:00~18:00
毎週金・土曜日は20:00まで
※入場は閉館の30分前まで

会場

国立新美術館 企画展示室1E
〒106-8558東京都港区六本木7-22-2

主催

国立新美術館

共催
M+

観覧料

未定

お問合せ

050-5541-8600(ハローダイヤル)

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