本文へ

当サイトはお客様の利便性の向上等のため、Cookieを使用しております。
詳しくはプライバシーポリシーをご確認ください。

カレンダー

アクセス

国立新美術館 連続講座:美術館を考える
第3回「21世紀の美術館はどこへ向かうのか:資本主義とコスモポリタニズム」

講師:村田麻里子

  • 開催終了
  • 申込終了
  • 講演会・シンポジウム
  • 一般
  • オンライン

アートや美術館が資本主義の論理で動くようになってきた一方で、2022年にICOMで採択されたミュージアムの新定義には、持続可能性やダイバーシティなど市民に寄り添う文言が盛り込まれました。一見矛盾するかにみえる2つの動向ですが、資本主義とコスモポリタニズムの絶妙なバランスのなかでの運営を迫られている21世紀の美術館の在り方をよく表しています。SNSでの発信と観光客へのアピール、BLM(ブラック・ライブズ・マター)や先住民族の権利回復運動と連動した文化財返還要求への応答、環境団体による美術館と絵画を「利用」した抗議活動への対応。さらには美術館の脱植民地化に向けた取り組みと、そこにおけるアジアの位置。オランダやイギリスのミュージアムを視察しながら、国際アジア研究所の研究員としてアジアとはなにかについて考える中でみえてきた21世紀の美術館とグローバリズムについて、みなさんと共有・議論したいと思います。(村田麻里子)

開催概要

開催日
時間

18:00~19:30(17:30開場)

会場

ZOOMウェビナー

対象
一般

どなたでもご参加いただけます。特に美術館に関する学術分野(博物館学・美術史学・ミュージアムスタディーズ・メディア論など)に関心のある方、アートマネジメントに関心のある方、アーティスト、公立文化施設について深く考えたい方など

参加方法

下記フォームよりお申し込みください。
【申込〆切:2月17日(金)23:59まで】
https://forms.office.com/r/NGGMTYB0fs

申込期間
定員

100名(先着順) ※定員に達した場合はお申込みをお断りする場合がございます。

料金

無料 ※事前申込が必要です。

お問合せ

TEL 050-5541-8600(ハローダイヤル)

備考

※プログラム終了後、オンデマンド配信を行います。(オンデマンド配信視聴のみを希望される方の事前登録は不要です。)
※本イベントの記録画像や映像を、活動報告や広報の目的で公開する場合がありますので、あらかじめご了承ください。

イベント内容

18:00-18:10   開会挨拶
18:10-19:10   講師による講演
19:10-19:30   会場からの質疑応答
※プログラムは都合により変更となる場合がございます。

出演者

シリーズ紹介

国立新美術館 連続講座:美術館を考える


2020年のパンデミック以降、私たちは「共にあること」の意味を自問してきたのではないでしょうか。更に戦争や対立が深まっている日々、美術館においても例外ではなく、異なる立場の人々が同じ空間を共有しながら作品と出会い、遠い世界や他者を想像し、内省的な時間を持つことの意義を再認識することが求められています。 今回の連続講座では、改めて「美術館を考える」と題して、多様な視点から美術館における公共性とは何かについて考えます。19世紀を起点に日本の美術館の成り立ちと変遷を俯瞰することから始め、20世紀以降の「展覧会」を中心とした歴史観の再編、さらには90年代以降のグローバリズム、メディア論的観点から、今年度は4回の講座を通して美術館の可能性について考察します。

【関連資料一覧/展示について】  
現在、当館アートライブラリーにて、「連続講座:美術館を考える」関連資料を展示しています。  直接来館して閲覧いただける他、HP上でも資料一覧を公開しておりますので、こちらよりぜひご活用ください。  

【各回紹介/アーカイブ配信】
 第1回・第2回については、2023年6月末までアーカイブを配信いたします。  
上記以降の配信については、講座終了後に随時公開予定です。  【公開終了しました】

第1回:美術館の誕生1877 2022年11月27日(日)

第2回:展覧会とアーカイヴ――モノをめぐる空間 2022年12月18日(日)  
 
第3回:21世紀の美術館はどこへ向かうのか:資本主義とコスモポリタニズム 2023年2月18日(土)  

第4回:美術館をメディアとして考える 2023年3月19日(日) 

ページ上部へ

ページ上部へ