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ID:78515

林原美術館 開館60周年 記念展

お殿様のしるし

池田家・藩主
所用の品々

池田家で使われた「紋」付の甲冑、「花押」や「印」が押された藩主自筆の書画など歴代藩主所用の品々を一挙公開!

Venue

林原美術館

Hayashibara Museum of Art

Period

令和7年1.11(土)→3.23(日)

Exhibition Outline

林原美術館 開館60周年 記念展 お殿様のしるし オトノサマノシルシ 池田家・藩主
所用の品々

昭和39年(1964)10月1日に「岡山美術館」として開館した林原美術館は、本年で開館60周年を迎えます。そこで本年度はすべての展覧会を「開館60周年記念展」と題して、選りすぐりの作品をもとに、当館ならではの展覧会を開催いたします。
これまで林原美術館では、岡山藩主池田家に関する展覧会を数多く開催してきました。今回はお殿様の「しるし」をテーマに、歴代藩主所用の品々の中から、池田家で使われた「紋」付の甲冑や陣具・馬具・調度・装束及び、「花押」や「印」が押された藩主自筆の書画等を展覧いたします。
岡山藩は初代藩主池田光政が寛永9年(1632)に任じられてから明治を迎えた十代藩主池田章政まで、江戸時代を通して他家に変わることなく、池田家が治めてきました。当館に伝存する岡山藩主池田家伝来品の中、藩主の「紋」として、揚羽蝶が羽を閉じて泊まった「泊蝶紋」、羽を広げた丸形の「輪蝶紋」が最も多く使われています。まさに池田家の家紋ですが、蝶の顔や触覚、羽の模様や足の描き方など多種多様です。他に旗指物には「釘抜紋」や「桔梗紋」なども使われ、さらに幕末の八代藩主池田慶政が作らせた火事装束「白羅紗地紋尽散火事頭巾錣」には池田家に関係する24種の紋が描かれています。これら多種の「紋」は戦場で用いただけでなく、池田家を構成する婚姻・養子・隠居などの生活変化を示す「しるし」となっています。
また藩主自筆の書画には様々な「印」が押されています。藩主たちは自らの印を何種類も作っていました。藩主の名前や号を彫ったものから、花や壺をあしらったもの、印材や大きさ、持ち手に様々な彫刻をほどこしたものなど、各藩主たちの「印」が数多く伝存しています。各藩主の創作活動を証明する「印」とともに歴代藩主の書画をご覧いただきます。
このようなお殿様が使用した様々な「しるし」から、江戸時代を通した初代~十代までの岡山藩主池田家の大名文化をご紹介いたします。
同時に今回修復後初公開となる「紋」付の初代藩主池田光政公所用と伝わる甲冑も展覧いたします。

Organizer
林原美術館
Sponsership and Cooperation
後援●岡山県郷土文化財団 山陽新聞社 RSK山陽放送
Closing Days
月曜日休館(祝日等休日の場合は翌日)

【臨時休館について】「暴風警報」「特別警報」が発令されている場合は、臨時休館とさせていただきます。詳細はWebに提示しておりますのでご覧ください。
Opening Hours
10時 ~ 17時
(入館受付は16時30分)
Admission (tax included)
一般500円 高校生300円 小・中学生無料
友の会会員、学校メンバーズ加入団体、障がい者手帳提示の方・付添者 無料 団体(20名様以上)、シルバーカード提示の方 2割引
Exhibition Website
https://www.hayashibara-museumofart.jp/data/1505/exhibition_tpl/[Open in new window]

Events

講演会
「岡山藩主池田家伝来品のゆくえ」
元当館学芸課長で、現就実大学人文科学部教授の浅利尚民先生をお招きし、林原美術館コレクションの基幹である岡山藩主池田家旧蔵品が、明治時代以降どのように伝来してきたか、またその継承に奮闘した人々についてご講演いただきます。
日時|令和7年2月9日(日)
13時30分~15時
講師|浅利 尚民 氏
(就実大学 人文科学部 教授)
場所|林原美術館内ロビー
定員|30名(Webにて要予約)
参加費|無料(入館料別途)

特別企画
「和菓子とお抹茶の日(その4)」
明治21年(1888)創業、130年の歴史をもつ老舗の和菓子屋「松涛園」(岡山県倉敷市玉島)にご協力いただき、展覧会にちなんだ特別な和菓子をお抹茶とともに提供いたします。
日時|令和7年3月15日(土)10時~14時
場所|林原美術館内
定員|20名(Webにて要予約)
お茶菓子代|600円(入館料別途)
※企画展ごとに開催する予定です。その都度変わる創意あふれる甘味をご賞味ください。
※14時までにご連絡がなく、来館のない場合はキャンセル扱いとなります。

ギャラリートーク
会期中の毎週土曜日14時から学芸員によるギャラリートークを行います。
(予約不要・参加無料・入館料別途)

Access Information

林原美術館 ハヤシバラビジュツカン

Hayashibara Museum of Art

Address
〒700-0823
岡山市北区丸の内2-7-15
Website
https://www.hayashibara-museumofart.jp/[Open in new window]
Updated Date:2024.12.26
Created Date:2024.12.24

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