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宮城県美術館所蔵

絵本原画の世界 2022 The World of Illustrations for Children's Books

「ぐりとぐら」も、ここから生まれた。

Venue

宮城県美術館 本館2階展示室

THE MIYAGI MUSEUM OF ART

Period

2022年2月5日[土]ー3月27日[日]

※新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止の観点から、本展および関連イベントの予定や内容に変更が生じることがあります。その場合は当館ウェブサイトなどを通じて随時お知らせいたします。

Exhibition Outline

宮城県美術館所蔵 絵本原画の世界 2022 エホンゲンガノセカイ 2022

The World of Illustrations for Children's Books

宮城県美術館の絵本原画コレクションの中核をなすのは、「こどものとも」(福音館書店)の初期の原画です。一つの物語を全て一人の作家が手がける月刊の絵本という、当時類のないかたちで1956年に創刊した「こどものとも」は、上質な美術体験を与える絵本づくりを目指し、そこには洋画家や日本画家、彫刻家、商業美術家、漫画家、さらには哲学者など、幅広い分野の作家たちが絵を寄せました。「こどものとも」は、編集者だけでなく、作家たちにとっても思い思いの表現を試す場であり、様々な技法や材質による自由な表現が現れました。そこからはやがて、オレンジ色の野ねずみ「ぐりとぐら」のイメージを生んだ山脇百合子、表現にデザインの美しさを取り入れたなかのひろたかなど、絵本を主な舞台として活躍する絵本作家も育っていきました。
2002-3年と2013年の同題の展覧会に続く本展では、宮城県美術館の約550タイトルある絵本原画コレクションの中から、「こどものとも」を語るに欠かせない人気作品はもちろん、今回初めて紹介する作品も多数含めて展示します。これら絵本原画の数々は、今日子どもから大人まで広く親しまれるものとなった絵本文化がかたちづくられるまでの、原点と歩みを語ってくれることでしょう。

Organizer
宮城県美術館、khb東日本放送
Sponsership and Cooperation
後援:仙台市教育委員会、河北新報社、NHK仙台放送局、tbc東北放送、仙台放送、ミヤギテレビ、エフエム仙台 特別協力:福音館書店 企画協力:キュレイターズ
Closing Days
月曜日(ただし3月21日は開館)、3月22日[火]
Opening Hours
午前9時30分 ~ 午後5時
(発券は午後4時30分まで)
Admission (tax included)
一般 900円(700円)、学生 700円(500円)、高校生以下無料
※( )内は20名以上の団体料金
Exhibition Website
https://www.pref.miyagi.jp/site/mmoa/exhibition-20220205-s01-01.html

Events

●美術館講座
「作家と絵本―「こどものとも」の周辺を探る」
2月20日[日] 松本育子(刈谷市美術館館長代理)
2月27日[日] 山田志麻子(うらわ美術館学芸員)
3月6日[日] 長沢明(美術家・東北芸術工科大学教授)
定員:各回50名 ※要事前申込み。詳細はHPをご覧ください。

●学芸員による展示解説
日時:2月23日[水・祝]、3月21日[月・祝] いずれも午後2時~(40分程度。開場は午後1時30分)
会場:講堂 定員:150名 ※当日先着順(聴講無料)。

●まちなか美術講座
「宮城県美術館収蔵の「絵本原画」」
講師:菅野仁美(当館学芸員)
日時:2月26日[土] 午後1時30分~3時 定員:20名
会場:東北工業大学一番町ロビー2階ホール

※「まちなか美術講座」を聴講ご希望の方は、1名様につき1枚の往復はがきに、講座タイトル/住所/氏名/電話番号をご記入の上、東北工業大学一番町ロビー「美術講座係」(〒980-0811仙台市青葉区一番町1-3-1 TMビル)までお申し込みください。申込締切:2022年2月11日(当日消印有効)。応募者多数の場合は抽選。

Access Information

宮城県美術館 ミヤギケンビジュツカン

THE MIYAGI MUSEUM OF ART

Address
〒980-0861
仙台市青葉区川内元支倉34-1
Website
https://www.pref.miyagi.jp/site/mmoa/
Updated Date:2022.3.2
Created Date:2021.6.9