ID:6641
近代工芸の百年
Venue
東京国立近代美術館工芸館
Crafts Gallery, The National Museum of Modern Art, Tokyo
Period
December 9 (Tue), 2003 ~ February 1 (Fri), 2004
Exhibition Outline
近代工芸の百年 キンダイコウゲイノヒャクネン
日本の近代工芸は、技巧の粋を尽くした明治時代の華麗な工芸品に始まり、やがて作家としての目覚めの時代を経て、多様な表現の場へと展開してきました。
1920年代には、作者の内面を表現しようとする試みとともに、民芸運動のように、工芸を通して正しい社会のあり方を提言しようとする動きもあらわれてきます。戦後は、伝統への意識が高まる一方で、〝オブジェ〟という、これまでの工芸にない新しい表現が登場し、工芸独自の可能性が、さまざまな面から探られるようになりました。
今日では、工芸という分野に見られる独特な精神性を、美術史全体の問題として見直そうとする視点が示されているほか、素材や技術の意味に注目した新しい造形論も、さかんに論じられています。本展では、工芸に対するこのような新しい視点を盛り込みつつ、約90点の作品によって、日本の近代工芸のあゆみを紹介します。
- Closing Days
- 毎週月曜日(但し1月12日は開館し、1月13日は休館)、年末年始(12月29日-1月1日)
- Admission (tax included)
- 一般200円(100円)、大学生70円(40円)、高校生40円(20円)
( )内は20名以上の団体料金、いずれも消費税込み/小・中学生および65歳以上は無料 - Exhibition Website
- http://www.momat.go.jp/
- Exhibition Inquiries
- Tel.03-5777-8600(ハローダイヤル)
Access Information
東京国立近代美術館工芸館 トウキョウコクリツキンダイビジュツカンコウゲイカン
Crafts Gallery, The National Museum of Modern Art, Tokyo
- Address
-
〒102-0091
千代田区北の丸公園1-1 - Website
- https://www.momat.go.jp/cg/
- General Inquiries
- 03-5700-8600 (ハローダイヤル)
Created Date:1999.3.31