ID:67004
初期から絶作まで 斎藤真一放浪記展
会場
出羽桜美術館
DEWAZAKURA MUSEUM OF ART
会期
2021年12月17日(金)~2022年3月6日(日)
展覧会概要
初期から絶作まで 斎藤真一放浪記展 ショキカラゼッサクマデ サイトウシンイチホウロウキテン
斎藤真一(1922-1994)は、岡山県倉敷市味野に生まれました。1948年に東京美術学校を卒業し岡山の中学・高校で教鞭をとり、その後静岡県立伊東高等学校で教師生活を送りました。1959年37歳の時1年間フランスに留学します。ジプシーに惹かれてヨーロッパ各地を自転車バイクで放浪の旅をし、画家藤田嗣治と出会い親交を結びました。 帰国後、藤田嗣治の勧めで東北を旅し「瞽女」を知り、以後十数年にわたり300軒を超す瞽女宿を訪ね、瞽女を主題にした数々の作品を描き、注目されるようになりました。さらに、明治期の吉原に生きる遊女の実態を検証し、宿命と運命の中で懸命に生きた薄幸の女性の生涯、憂い、情念を描写した明治吉原細見記を発表しました。
「表面だけの美しさより生命の哀しさと喜び、そして尊さも掘り下げて内なるものをみたい」「素朴に見つめるとこの世に存在するということすら涙するほど愛しい」という斎藤真一は、人間に温かく接しながら絵を描いてきました。優しさにつつまれた哀愁に満ちた斎藤真一の世界を紹介します。
放浪記展では、初期から晩年、絶筆までの作品を展示します。
会場情報
出羽桜美術館 デワザクラビジュツカン
DEWAZAKURA MUSEUM OF ART
- 会場住所
-
〒994-0044
天童市一日町1-4-1 - ホームページ
- https://www.dewazakura.co.jp/museum/
登録日:2021年4月7日