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永遠の至福を求めて

MIHO MUSEUMの名品 古代オリエント・エジプト・ギリシア・中国の世界

会場

群馬県立近代美術館 展示室1

The Museum of Modern Art, Gunma

会期

2018.2.3[土]-3.25[日]

展覧会概要

永遠の至福を求めて エイエンノシフクヲモトメテ MIHO MUSEUMの名品 古代オリエント・エジプト・ギリシア・中国の世界

信楽の自然豊かな山中に佇むMIHO MUSEUM(ミホ・ミュージアム)は、1997年(平成9年)11月に開館しました。設計は、ルーヴル美術館ガラスのピラミッドで知られる中国系アメリカ人のI.M.ペイによるもので、「桃源郷」をイメージして造られました。それはまるで光の鍵を用いて開かれた「シャングリラ(理想郷)」のようでもあります。またMIHO MUSEUMのコレクションは、ギリシア、ローマ、エジプト、中近東、ガンダーラ、中国、日本など、幅広い地域と時代に渡る優品約3,000件からなり、創立者・小山美秀子の「美術を通して、世の中を美しく、平和に、楽しいものに」との想いが世界の古代美術へと広がっていったものです。
本展覧会では、MIHO MUSEUMコレクションの中から、特に古代オリエント・エジプト・ギリシア・中国の作品に焦点をしぼり、《獅子頭神像》(エジプト、前7-6世紀)、《ヘラクレス像》(ギリシャ、前4-3世紀)、《有翼精霊形ペンダント》(アケメネス朝ペルシア、前4世紀)、《辟邪》(中国、前漢時代、前2世紀)など厳選した名品52件65点を展示します。
古代の美術品は一人の天才のなせる業ではなく、その時代地域で何世代にもわたり受け継がれ、異文化間の交流とも相まって洗練されてきた必然的な造形と、その奥に秘められた叙事詩を持っています。それらに通底するものは永遠の至福を求める心であり、美しいものを希求する心であると言えるでしょう。はるか古代から今に息づく、作品一点一点に込められた声に耳を傾けて頂けたら幸いです。

主催者
群馬県立近代美術館
協賛・協力等
特別協力 MIHO MUSEUM
企画協力 アートプランニングレイ
休催日
月曜日(月曜祝日の場合開館、翌日休館)
開催時間
午前9時30分 ~ 午後5時
(入館は午後4時30分まで)
観覧料
観覧料:一般820 (650)円、大高生410(320)円
*( )内は20名以上の団体割引料金
*中学生以下、障害者手帳等をお持ちの方とその介護者1名は無料
展覧会ホームページ
http://mmag.pref.gunma.jp/exhibition/index.htm

イベント情報

記念講演会
「東西の古代美術をつなぐ神・人・動物」
藤沢桜子(群馬県立女子大学教授)
2月4日(日)14:00-15:30

「永遠の至福を求めて- MIHO MUSEUMの名品」
稲垣肇(MIHO MUSEUM主任研究員)
3月3日(土)14:00-15:30
会場=2F講堂 申込不要/参加無料(先着200名)

学芸員による作品解説会
2月21日(水)、3月10日(土)、3月21日(水・祝)
14:00-15:00
展示会場/申込不要・要観覧料

会場情報

群馬県立近代美術館 グンマケンリツキンダイビジュツカン

The Museum of Modern Art, Gunma

会場住所
〒370-1293
高崎市綿貫町992-1 群馬の森公園内
ホームページ
https://mmag.pref.gunma.jp
更新日:2018年1月16日
登録日:2017年9月5日