ID:33959
美術館のなつやすみ
TABERU TABERU
―日々のうつわ、手に包まれる食の道具たち
食べることは生きること。器は生きることを支えるもの
会場
高知県立美術館 1階第4展示室
THE MUSEUM OF ART, KOCHI
会期
7月1日(日)~8月12日(日)
展覧会概要
美術館のなつやすみ TABERU TABERU ―日々のうつわ、手に包まれる食の道具たち
TABERU
TABERUには、存在と未来、ふたつの「be」がある。食の道具から見つめる「食べる」こと。
『もっと「食べる」をまんなかに。「生きる」を確かなものに』。「うつわ祥見」主宰・祥見知生氏により、これまで全国7ヵ所のギャラリーで開催してきたTABERU展。
私たちは毎日「食べる」を積み重ね、心と身体をつくっています。器はその道具です。しっかり「食べる」ため、「生きるため」に作られた器には、人の手の記憶が刻まれます。使う人へ思いを込め、寄り添う作り手の手。そして「食べる」を重ね、手に包まれるたびにしみ込む使う人の手の記憶。本展では、めし碗、湯のみ、皿、鉢など、食卓にはかかせない「日々の器」を中心に展示します。食材に恵まれ、食にこだわる高知だからこそ、「食べる」をもっとまんなかに。家族や時間、人が生きていくために大切な、かえがえのないものをもう一度見つめ、感じていただければと思います。
■展示内容
「100の時間 100の器」
粉引、刷毛目、白磁、焼締、三島など、時を経て美しく育った100の器
「小野哲平のいま」
高知の山あいに暮らすおの哲平(陶芸家)が新窯焼成した新作の器
「高知のつくりびとたち」
高知を拠点に活動するクラフト作家の紹介
西田宣生(陶芸家)、広川絵麻(陶芸家)、廣谷ゆかり(陶芸家)、下本一歩(竹工芸家)、山崎大造(竹工芸家)
- 主催者
- 高知県立美術館
- 協賛・協力等
- ディレクション:祥見知生(うつわ祥見)
後援:高知県教育委員会/高知市教育委員会/高知新聞社/NHK高知放送局/RKC高知放送/KUTVテレビ高知/KSSさんさんテレビ/KCB高知ケーブルテレビ/エフエム高知/高知シティFM放送 - 休催日
- 会期中無休
- 開催時間
- 午前9時 ~ 午後5時
- 入場は午後4時30分まで
- 観覧料
- 一般350円(280円)・大学生250円(200円)・高校生以下無料
- *( )内は20名以上の団体料金。
*シャガール・コレクション展を併せてご覧いただけます。
*身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳、戦傷病者手帳及び被爆者健康手帳所持者とその介護者(1名)、高知県及び高知市長寿手帳所持者は無料。
*「物語る美術」(6月9日~7月16日),「ミロ展」(7月21日~9月23日)のチケット(半券付き)、年間観覧券ご持参の方は無料。 - 展覧会ホームページ
- http://kochi-bunkazaidan.or.jp/~museum/contents/exhibition/collection/2012/2012taberu.html
イベント情報
TABERUスペシャル・トーク
本展ディレクター・祥見知生氏と学芸員によるギャラリートーク
日時:7月1日[日]13:00/会場:第4展示室(要観覧券)
ワークショップ「うつわを知ろう、感じてみよう」講師:祥見知生氏
「うつわ」の魅力、使い方、器をもっと知り、暮らしの中で慈しむためのワークショップ
日時:7月22日[日]11:00/会場:創作室/対象:小学生以上/定員:20名
申込:美術館にお電話でお申込みください(6月22日午前9時受付開始)参加無料
ハンズオン・トーク
作品に触れて会話を交わしながら、学芸員が解説を行います
日時:毎週土曜日13:00から/会場:第4展示室(要観覧券)
道具市
高知を拠点に「食の道具」をつくるクラフト作家によるマーケット
日時:7月21日[土]/会場:美術館1階回廊
詳細は当館までお問合せください
大貫妙子トーク&ライブ
みずから田植えを行うなど、環境問題にもいち早く発言・行動している日本のトップシンガーによるライブ
日時:8月4日[土]開場17:00・開演[トーク]18:00[ライブ]19:00
会場:高知県立美術館ホール
入場料:前売5,000円・当日5,500円/チケット発売日:6月15日[金]
会場情報
登録日:2012年5月3日