ID:9437

印象派と20世紀の巨匠たち ベオグラード国立美術館所蔵フランス近代絵画展

モネ、ルノワールからゴッホ、ゴーギャン、マティス、ピカソまで

Venue

新潟県立万代島美術館

The Niigata Bandaijima Art Museum

Period

May 13 (Sat), 2006 ~ July 16 (Sun), 2006

Exhibition Outline

印象派と20世紀の巨匠たち ベオグラード国立美術館所蔵フランス近代絵画展 インショウハトニジュッセイキノキョショウタチ ベオグラードコクリビジュツカンショゾウフランスキンダイカイガテン モネ、ルノワールからゴッホ、ゴーギャン、マティス、ピカソまで

2003年2月にユーゴスラビアから国名を変更し、新たに民主国家として出発したセルビア・モンテネグロは、長い戦渦の歴史をくぐり抜けてきました。その中で守り育てられてきたのが、首都ベオグラードに1844年に誕生したベオグラード国立美術館です。

本展覧会では、ベオグラード国立美術館の主要作品の中から、印象派に連なる19世紀の流れから20世紀初頭の美術の流れを体系的に紹介します。

コレクションには、バルビゾン派からエコール・ド・パリにいたる、フランス近代絵画の流れがほぼ網羅されています。特にルノワールが家族や身近な人々をモデルにした、30点以上にも及ぶ作品や、ドガがその抜群のデッサン力を見せる踊り子たちなどは、小品ながら2人の画家の特徴を感じさせる貴重な作品群です。

また、ルノワールの《水浴する女性》は1996年に強奪され、その後、手酷く痛めつけられた状態で発見されたもので、国立美術館の修復家により1年以上の期間をかけて完全に修復されました。現在では防弾ガラスで守られ、間近で見る機会の少ない本作を本展で見ることができます。

その他にもマティス《柴色のブナの木》やピカソ《女性の頭部》、ローランサン《二人の姉妹》、さらに、ボナール、ルドン、ドラン、ユトリロ、ヴラマンク、シャガールなどが含まれた珠玉のコレクションです。

今回の展覧会は、美術館建物の改修に伴う休館を機に、ベオグラード国立美術館の全面的な協力を得て、新潟で初めて公開されるもので、ドナウ川に面した交通の要衝として、古くから知られるベオグラードに集まった巨匠たちの名作を鑑賞できる良い機会となります。

Organizer
新潟県立万代島美術館/新潟日報社/BSN新潟放送/ベオグラード国立美術館所蔵フランス近代絵画展新潟展実行委員会
Closing Days
毎週月曜日(但し5月22日、6月12日、7月10日は特別開館)
Admission (tax included)
前売券:一般 800円。当日券:一般 1000円(900円)、大・高校生 500円(400円)、中・小学生 300円(200円)
*( )内は20名以上の団体料金です。
Exhibition Website
http://www.lalanet.gr.jp/banbi/
Exhibition Inquiries
業務課025-290-6655

Access Information

新潟県立万代島美術館 ニイガタケンリツバンダイジマビジュツカン

The Niigata Bandaijima Art Museum

Address
〒950-0078
新潟市中央区万代島5-1 万代島ビル5F
Website
https://banbi.pref.niigata.lg.jp/
Updated Date:2010.10.19
Created Date:2006.2.28