ID:82357
竹村 京 うごくせかい Kei Takemura All Things Move
Venue
水戸芸術館現代美術センター
ART TOWER MITO CONTEMPORARY ART GALLERY
Period
2026年7月25日(土)~ 10月12日(月・祝)
Exhibition Outline
竹村 京 うごくせかい タケムラ ケイ ウゴクセカイ
Kei Takemura All Things Move
竹村 京は、時間の流れや人・物の移動、天変地異、偶然の出来事など、さまざまな要因によって揺らぐ世界のなかで、「縫う」という行為によって対象に新たな光を与える作品を制作してきました。友人の幸せな生活を等身大で写し取り、その一部を縫い留めることで地震にも負けない保管のかたちを模索した初期作品《A.N. のリビングルーム、地震の予感》(2005 年)をはじめ、写真やドローイングに布を重ねて刺繍する平面作品や、壊れた日用品を布で包み失われた部分に沿って独自の「修復」を行う立体作品、緻密な運針のなかに時間の流れや世界との交感を表した「Time counter」など、その関心は一貫して、個人の記憶や出来事を作品のなかに「仮留め」し、一つひとつの存在を現在から未来へとつなぐことへと向けられています。
竹村にとって過去最大規模の個展となる本展では、2000年代の代表作を起点に、「修復」を施した作品群や、「天災」と「修復」を主題とした新作インスタレーション、水戸の街なかで参加者が「修復」の意味を考え、実践するワークショップなど、その多彩な創作から、記憶と喪失、時間や行為における不可逆性といったテーマへと迫ります。
今日の世界は、価値や真偽が容易に反転し、現実との向き合い方に戸惑うほど不安定な状況にあります。世界を支えるのは変転か普遍か、過去・現在・未来の変遷のなかで、わたしたちは何を引き受け、何を受け渡していくか。本展は、揺らぐ世界への応答を続ける竹村の作品を通して、出来事やその記憶との向き合い方について、ともに考える機会となるでしょう。
- Organizer
- 公益財団法人水戸市芸術振興財団
- Sponsership and Cooperation
- 特別協賛:株式会社メルコグループ
助成:芸術文化振興基金
協力:国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構、群馬県産業技術センター、株式会社CACL、タカ・イシイギャラリー、サントリーホールディングス株式会社
企画:後藤桜子(水戸芸術館現代美術センター学芸員) - Closing Days
- 月曜日(ただし 9月21日、10月12日は開館)
- Opening Hours
- 10:00 ~ 18:00
- (入場は17:30 まで)
- Admission (tax included)
- 一般 900円、団体(20名以上) 700円
高校生以下/70歳以上、障害者手帳などをお持ちの方と付き添いの方1名は無料 - ※学生証、年齢のわかる身分証明書が必要です
●1年間有効フリーパス「年間パス」2,000円
●学生とシニアのための特別割引デー「First Friday」
→ 学生証をお持ちの方と65歳~69歳の方は、毎月第一金曜日(8月7日、9月4日、10月2日)100円 - Exhibition Website
- https://www.arttowermito.or.jp/gallery/lineup/article_5428.html
Events
【関連プログラム】
・記載がない限り、申込不要・参加費無料(要展覧会入場券)でどなたでもご参加いただけます。
・各プログラムの詳細は当館ウェブサイトをご覧ください。
■オープニング・トーク
日時:7月25日(土) 14:00~15:30(開場13:30)
出演:竹村 京(出品作家)、ロバート キャンベル(日本文学研究者、早稲田大学特命教授)
会場:現代美ギャラリー ワークショップ室
定員:70名(先着順)
■パフォーマンス
新作《うごくせかい》のパフォーマンスを行います。
日時:7月25日(土)、8月8日(土)、9月22日(火・祝)ほか 各日12:00~
■竹村 京×小林愛花ワークショップ【要申込】
「心震えるチョコで情熱を灯す」をテーマに、分子レベルにまでこだわって、五感に響くチョコレートを探求するショコラティエ・小林愛花さんによるワークショップ。展覧会のテーマ「うごくせかい」を、チョコレートを通して味わいます。
講師:小林愛花(ショコラティエ・「AikaKobayashi」代表)
■展覧会連動ワークショップ【要申込】
少し前までは茨城県でもあちこちでおこなわれていた養蚕。しかし、身近とは言いにくい存在となってしまった蚕を育て、糸を取ることを通じて、展覧会をより楽しむ準備を行うワークショップ。
①「まちの桑で蚕を育ててみよう」
日時:6月6日(土)、7日(日) 各日10:00~12:00
場所:現代美ギャラリー ワークショップ室及び水戸芸術館近隣
定員:各回15名程度(先着順)
参加費:無料
②「繭から糸をとってみよう」
日時:7月4日(土)、5日(日) 各日10:00~12:00
場所:現代美術ギャラリー ワークショップ室
定員:各回20名程度(先着順、6月WS参加者を優先するが空きがある場合はこの回のみの参加も可)
参加費:無料
■担当学芸員によるギャラリーツアー
少人数にむけて、本展担当学芸員がツアー形式で展覧会を開設します。
日時:8月1日(土)、9月22日(火・祝) 14:30~(約60分)
■ウィークエンド・ギャラリートーク
市民ボランティアCACギャラリートーカーと対話を通してともに展覧会を鑑賞します。
日時:8月15日(土)より毎週土曜日14:30~(約40分)
※館内催事の都合により中止をなる場合があります。
■視覚に障害がある人との鑑賞ツアー「session!」【要申込】
全盲の美術鑑賞者・白鳥建二さんをナビゲーターに、見える人と見えない人が会話しながら展覧会を鑑賞します。
日時:8月22日(土) 10:00~12:00 / 14:30~16:30
23日(日) 14:30~16:30
定員:各回15名(先着順)
参加費:1,500円(入場料込み)、入場料減免対象の方は600円
申込:7月28日(火) 10:00~
■赤ちゃんと一緒に美術館散歩【要申込】
就学前のお子さんと保護者の方に向けた鑑賞ツアー。
日時:9月5日(土)、8日(火)10:30~12:00
定員:各回5組(先着順)
参加費:未就学児無料、保護者1,500円(入場料込み / 2人目から入場料のみ)、入場料減免対象の方は1,000円
申込:7月28日(火) 10:00~
【同時期開催】
■「壊れ物の〈修復〉を通して、水戸の街を知る・探る・見つける」街なか展示(ワーク竹村京の作品を手掛かりに、参加者が壊れてしまった物や失われていく場所との向き合い方を考えて<修復>した品々を街なかで展示します。会期中、水戸商工会議所と水戸芸術館による、街とアートの連携を辿るツアーも実施します。
会期:7月25日(土)~10月12日(月・祝) ※公開日時は展示場所や店舗の営業日時に準じます。
会場:水戸市中心市街地各所
共催:公益財団法人水戸市芸術振興財団、水戸商工会議所
■こども芸術館 サマー・フェス2026 【要申込・一部当日参加可】
2011年夏より続いてきた「こども・こらぼ・らぼ」が、再び水戸芸術館3部門を挙げての催しになりました。美術部門ではアーティストコレクティブ「そろそろ art in progress」を昨年に続き今年も浜松からお呼びし、さまざまな技法・素材と出会い、自由に表現し、参加者同士が影響し合うワークショップを開催します。タイトルは「ヤー!ヤー!ヤー! MITO」。
日程:8月8日(土)・9日(日)
定員:各日100名程度(先着順)
参加費:1日パス制 (展覧会入場料込み) 一般1,700円、高校生以下1,000円、3歳以下無料
■HIBINO CUP【要申込】
日比野克彦主宰のアートとスポーツのワークショップ。チームごとにダンボールなどでゴールとボールをつくり、Tシャツに絵柄を描いてユニフォームを仕立て、ミニサッカーで競います。
日時:9月23日(水・祝) 10:00~16:00 ※荒天中止
会場:広場
対象:小学生以上
定員:50~70名 10チーム(先着順)
参加費:500円/1人
申込:8月18日(火)10:00~
主催:HIBINO CUP 実行委員会、公益財団法人水戸市芸術振興財団
協力: 水戸21の会、サントリーホールディングス株式会社
Access Information
水戸芸術館現代美術センター ミトゲイジュツカンゲンダイビジュツセンター
ART TOWER MITO CONTEMPORARY ART GALLERY
- Address
-
〒310-0063
水戸市五軒町1-6-8 - Website
- https://www.arttowermito.or.jp/
Created Date:2026.8.4