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現在地のまなざし日本の新進作家 vol.21 The Graze of the Present: Contemporary Japanese Photography vol.21

Venue

東京都写真美術館 3階展示室

TOKYO PHOTOGRAPHIC ART MUSEUM

Period

2024年10月17日(木)－2025年1月19日(日)

本展は諸般の事情により、内容を変更することがございます。最新情報は当館ウェブサイトをご確認ください。

Exhibition Outline

現在地のまなざし日本の新進作家 vol.21 ゲンザイチノマナザシニホンノシンシンサッカ vol.21

The Graze of the Present: Contemporary Japanese Photography vol.21

「日本の新進作家」展は、写真・映像の可能性に挑戦する創造的精神を支援し、将来性のある作家を発掘するために、新しい創造活動の展開の場として2002年より継続して開催しています。21回目となる本展では、社会、環境、人と人との関係性を自身の立ち位置から問い直し、写真を通して世界の断片を提示する5名の作家たちの試みを紹介します。
私たちは、これまで当たり前と感じていた価値観が揺らぐような数々の出来事に直面し、変化のある時代に生きています。写真表現も、技術の進歩と普及、表現手法の多様化にともない、その環境は激変しています。本展の出品作家たちは自身の感性にしたがって世界と向き合い、独自の視点で思考を深めて作品として提示します。生物や日用品など身のまわりにあるささやかな存在に目を向けて、時間を留める手法として写真を扱う大田黒衣美、自身が暮らす土地の仮設的とも言える変化を止めない風景を、淡々と観察し、記録し続けるかんのさゆり、ドキュメンタリーの視点と虚実を混ぜたイメージで現実をあぶりだす千賀健史、一般的な概念にとらわれず個と個の距離と関係性を切り取る金川晋吾、かつて誰かが見た光景を通じて、見るものが持つ記憶を喚起させる原田裕規。表現する手法として写真を選びとり、しなやかなまなざしで現実をとらえる作家たちの作品は、現在を生きる私たちにいつもとはすこし異なる角度から世界を見る視点を与えてくれます。5名の作家たちの多様な試みを通して、今日の、そしてこれからのまなざしの可能性を改めて見つめる契機となることでしょう。

Organizer: 公益財団法人東京都歴史文化財団東京都写真美術館、東京新聞
Sponsership and Cooperation: 協賛|東京都写真美術館支援会員
Closing Days: 毎週月曜日(月曜日が祝休日の場合は開館し、翌平日休館)、年末年始(12/29-1/1)
Opening Hours: 10:00 ～ 18:00; (木・金は20:00まで。1月2日(木)と3日(金)は10:00－18:00開館)
入館は閉館の30分前まで
Admission (tax included): 一般 700円、学生 560円、中高生・65歳以上 350円; ※小学生以下及び都内在住・在学の中学生、障害者手帳をお持ちの方とその介護者(2名まで)は無料
※1月2日(木)、3日(金)は無料
※オンラインで日時指定チケットを購入いただけます
Exhibition Website: https://topmuseum.jp/contents/exhibition/index-4822.html

Access Information

東京都写真美術館トウキヨウトシャシンビジュツカン