没後100年 中村彝展 TSUNE NEKAMURA

没後100年 中村彝展 ボツゴ100ネン ナカムラツネテン ―アトリエから世界へ―

TSUNE NEKAMURA

1924年12月24日、37才の若さで世を去った中村彝(つね)(1887-1924)。20年に満たない画業の多くを病床に過ごしながらも、数多くの力作を世に残した事実には驚かされます。それらの作品からは、新たな知識を貪欲に吸収しながら、命を削るように制作に打ち込んだ姿が浮かび上がります。そして人生を紐解いてみると、継続的に資金を援助し、人生や制作についての悩みを共有した友人達との絆の強さに気付かされます。彝の没後、友人達は作品や遺品を整理し、遺作展の開催、画集の刊行につとめ、さらには彝の遺稿や書簡を書籍『芸術の無限感』(岩波書店、1926年)にまとめました。
本展では、作品約120点に加え、現在まで大切に伝えられてきた遺品や資料を読み解くことで、彝の実像に迫ります。

Organizer

茨城県近代美術館

Sponsership and Cooperation

○特別協力:中村屋サロン美術館 ○後援:水戸市/朝日新聞水戸総局/茨城新聞社/NHK水戸放送局/産経新聞社水戸支局/東京新聞水戸支局/日本経済新聞社水戸支局/毎日新聞水戸支局/読売新聞水戸支局/LuckyFM茨城放送
○助成:芸術文化振興基金 ○協賛:株式会社常陽銀行

Closing Days

月曜日および12月29日(日)～1月1日(水・祝) ※ただし、1月13日(月・祝)は開館

Opening Hours

午前9時30分 ～ 午後5時

(入場は午後4時30分まで)

Admission (tax included)

一般1,360円(1,240円)/満70歳以上680円(620円)/高大生1,130円(980円)/小中生550円(420円)

※( )内は20名以上の団体料金
※障害者手帳等をご持参の方は無料 ※冬休み期間を除く土曜日は高校生以下無料 ※11月13日(水)は茨城県民の日の為すべての方が無料 ※12月24日(火)は満70才以上の方は無料 ※茨城県立の美術館(近代美術館、天心記念五浦美術館、陶芸美術館)主催の展覧会で1年間に何回でもご利用いただける共通年間パスポート(一般3,550円高校生2,370円/小中生1,180円)を各美術館にて販売中

Exhibition Website

https://www.modernart.museum.ibk.ed.jp/viewer/info.html?id=333

○講演会(要申込)
会場:地階講堂 定員:250名 参加費:無料
①「中村彝と同時代の画家たち―
岸田劉生、藤島武二、曽宮一念など」
日時:12月1日(日) 14:00～15:30
講師:田中 淳氏[公益財団法人 大川美術館長]

②「西洋絵画と中村彝」
日時:12月7日(土) 14:00～15:30
講師:三浦 篤氏[公益財団法人大原芸術財団
大原美術館長]

○コンサート(要申込)
百年忌記念「彝が聴いた音楽」
日時:12月24日(火) 14:30～15:15
出演:廣瀬由香里(ピアノ)、内山恭子(ヴァイオリン)
会場:1階エントランスホール 定員:150名
参加費:無料 ※ただし企画展チケットが必要
(使用済半券も可)。

【講演会・コンサートの申込方法】
(1)来館:当館総合受付にて申込書を記入(2)往復はがき:往信用文面に希望者全員(1枚につき4名様まで)の氏名、代表者の住所と電話番号、参加を希望するイベント名、返信用宛名面に住所と氏名を記入し、当館「中村彝展イベント係」まで送付
(3)専用フォーム:二次元コード又は当館HPから申込み。

○鑑賞講座「彝は、何を見たのか。そして、何を描いたのか。」
日時:1月13日(月・祝)14:00～15:30
講師:吉田 衣里[本展担当学芸員]
会場:地階講堂 定員:250名(申込不要、参加無料)

○家族でわくわく てんらんかい(要申込)
①11月16日(土)10:30～11:30/14:00～15:00
対象:小学生+保護者
②12月15日(日)10:30～11:30
対象:幼児+保護者
※申込み方法など詳細は、当館ホームページをご覧ください。

会期および各種イベント等が変更または中止になる場合があります。ご来館の際は、当館ホームページでご確認いただくか、当館までお問い合わせください。

茨城県近代美術館 イバラキケンキンダイビジュツカン

The Museum of Modern Art, Ibaraki

Address

〒310-0851
水戸市千波町東久保666-1

Website

https://www.modernart.museum.ibk.ed.jp/