ID:74444

特別展示

日立鉱山に生きた人々

写真家・中井川俊洋がとらえた「閉山」とその後、そして現在

Venue

日立市郷土博物館 2階特別展示室

Hitachi City Museum

Period

2023年9月23日[土・祝]→11月5日[日]

Exhibition Outline

特別展示 日立鉱山に生きた人々 ヒタチコウザンニイキタヒトビト 写真家・中井川俊洋がとらえた「閉山」とその後、そして現在

1905年(明治38)に日立鉱山が開山して以降、大正から昭和にかけて日立市は一大鉱工業都市となりました。太平洋戦争における戦災を克服し、戦後の高度成長期に日立市がさらなる発展を遂げるなかにあって日本有数の鉱山として銅の採掘・製錬を続けた日立鉱山でしたが、廉価な輸入鉱と鉱量の枯渇には抗えず、1981年(昭和56)に閉山となり、76年の歴史に幕を閉じました。

1960年に日立市に生まれた中井川俊洋は、大学の卒業制作のテーマとして日立鉱山の閉山を撮影することにしました。親子3代4代にわたって鉱山とともに生き、働いた人たちは本山に住み、働き続けたいと願いながら鉱山(ヤマ)を降ります。ある人は別の職業に就き、ある人は別の鉱山に仕事を求め、またある人はザイールの鉱山に赴きました。

この展覧会は、写真家・中井川俊洋が閉山と閉山後、そして現在を撮影した写真を展観することによって、日立鉱山に生きた人々の「鉱山魂」のようなものを表現しようとするものです。

Organizer
日立市郷土博物館
Sponsership and Cooperation
協力=JX金属株式会社
Closing Days
9月25日(月)、10月30日(月)
Opening Hours
9:30 ~ 16:30
(入館は16:00まで)
Exhibition Website
https://www.city.hitachi.lg.jp/museum/004/kouzantokuten2023.html

Events

■ギャラリートーク
中井川 俊洋が展示作品について解説します。(申込不要)
9月23日(土・祝) 14:00-15:00

Access Information

日立市郷土博物館 ヒタチシキョウドハクブツカン

Hitachi City Museum

Address
〒317-0055
日立市宮田町5-2-22
Website
http://www.city.hitachi.lg.jp/museum/
Updated Date:2023.9.6
Created Date:2023.9.6