松平斉貴からはじまる山陰の写真

Venue

島根県立美術館 [4室]写真

SHIMANE ART MUSEUM

Period

8月9日(木)～11月11日(日)

Exhibition Outline

コレクション展松平斉貴からはじまる山陰の写真マツダイラナリタケカラハジマルサンインノシャシン

山陰の写真の歴史は、松江藩9代藩主・松平斉貴を嚆矢とします。明治期には、伯爵・亀井茲明による日清戦争の記録、また小豆澤亮一が特許を取得した「写真油絵」。続く「芸術写真」の時代には、塩谷定好が活躍し、さらに植田正治がモダニスム写真の高みを山陰を舞台に創り上げていきます。戦後には、奈良原一高と森山大道が、国際的な活躍を繰り広げます。山陰の写真の歴史は、日本の写真史の核となる部分を連綿と担ってきました。この展覧会ではその歴史を辿ります。