ID:57208
追悼特別展
高倉健
映画俳優、高倉健の全仕事主演映画全205作品抜粋、たっぷり2時間
Venue
西宮市大谷記念美術館
OTANI MEMORIAL ART MUSEUM,NISHINOMIYA CITY
Period
2018年4月7日[土]―5月27日[日]
Exhibition Outline
追悼特別展 高倉健 タカクラケン 映画俳優、高倉健の全仕事主演映画全205作品抜粋、たっぷり2時間
任侠映画で一時代を築き、数多くの名作や話題作に出演し、晩年は最も出演が待ち望まれる俳優として、生涯で205本の映画に出演した高倉健。多くのファン、スタッフや役者仲間からも慕われたこの名優が世を去ったのは、2014年11月10日のことでした。
本展は、高倉健の映画俳優としての仕事を回顧し、あらためてその業績を顕彰しようとするものです。展示会では横尾忠則、森山大道による、高倉健をモチーフとした作品とともに、出演作205本のすべてから抜粋した、高倉健出演場面の映像をご紹介します。
残されたフィルムには経年劣化により現在見ることの困難な作品もありましたが、フィルムをデジタル修復するなどしてその一部をご覧いただくことが可能になりました。一本一本の抜粋時間は限られていますが、時代ごとの高倉健の魅力を存分に味わい、映画俳優としての全仕事を概観する絶好の機会となります。
あわせて、高倉健が所蔵していた台本や小道具、スチール写真、ポスターやプレスシートといった宣伝物など、貴重な資料類を一堂に展示し、時代とともに歩んだ稀代の映画俳優の足跡をたどります。
映画は、スタッフや俳優など多くの人々との共同作業によって成立する総合芸術であり、俳優は個々の出演作品を超えた自立した一人の表現者にほかなりません。美術館で俳優の回顧展を開催する理由もそこにあります。高倉健は、単にその演技だけでなく、存在感という点においても、表現者として独自の境地を切り開いた俳優でした。展示された膨大な資料の中を彷徨ううちに、その中から高倉健という俳優の存在が立ち現われて来るのを感じていただけることでしょう。
- Organizer
- 西宮市大谷記念美術館、毎日新聞社
- Sponsership and Cooperation
- 後援/西宮市、西宮市教育委員会 特別協力/高倉プロモーション 協力/一般社団法人日本映画製作者連盟 特別協賛/健康家族
- Closing Days
- 水曜日 5月2日[水]は開館
- Opening Hours
- 10時 ~ 17時
- (入館は16時半まで)
- Admission (tax included)
- 一般1000円(前売券800円) 高大生600円 小中生400円
- ●ココロンカード・のびのびパスポート呈示の小中生は無料●心身に障害のある方及び介助者1名は無料(要手帳等呈示)●西宮市内在住65歳以上の方は一般料金の半額(要証明書)●ちらし割引券持参の方は一般1000円を900円に割引(複製不可)●20名以上の団体は各料金から200円割引●前売り:ローソンチケット(Lコード/52221)、イープラス(ファミリーマート、セブンイレブン)で取り扱い。手数料がかかる場合がございます。当館でも販売(前売券の販売は4月6日まで)
◆相互割引システム
映画館で!
美術館のチケットを呈示いただいた方、各映画館の一般当日料金から上記の映画に限り200円引き
美術館で!
映画のチケットを呈示いただいた方、美術館の一般当日料金から200円引き
- Exhibition Website
- http://otanimuseum.jp/exhibition_180407.html
Events
イベント情報 ※変更になる場合がございます
映画館とのコラボレーション企画 高倉健主演の映画を映画館で見よう!
「追悼特別展 高倉健」の展覧会会場で紹介できるのは、各場面抜粋の映像展示です。しかし「映画を一本、最初から最後まで見ていただきたい」、そんな思いから近隣の映画館に協力いただき、会期中に映画上映が可能になりました。展覧会と映画をご覧になったお客さまにはスタンプカードを配布。各会場を回ってスタンプを集めた方、先着100名に当館の展覧会告知ポスターをプレゼントいたします。
新世界東映
4月20日(金)~26日(木)
「捨て身のならず者」「いれずみ突撃隊」
4月27日(金)~5月3日(木)
「昭和残侠伝 吼えろ唐獅子」「狼と豚と人間」
5月4日(金)~10日(木)
「網走番外地」「暗黒街最大の決斗」
5月11日(金)~17日(木)
「人生劇場 飛車角と吉良常」「花と嵐とギャング」
いずれも二本立て上映!
新世界東映上映時間
お問い合わせは06-6641-8568
Cinema KOBE
5月12日(土)~18日(金)
「新幹線大爆発」「昭和残俠伝 唐獅子牡丹」を二本立て上映!
元町映画館
5月19日(土)~25日(金)
「飢餓海峡」
5月26日(土)~6月1日(金)
「君よ憤怒の河を渉れ」
◆美術館と映画館を巡ってスタンプラリー
展覧会告知ポスターをもらおう!
3ヶ所を巡ってスタンプを集めた方、先着100名に展覧会告知ポスターをプレゼント。
講演会「刺青と美術史」
【実施日】2018年4月15日(日)午後2時~
【講 師】宮下規久朗 氏(神戸大学教授)
【定 員】100名(小学生以上)
【申込方法】3/31[土]より午前9時から電話(0798-33-0164)で受付開始(先着順)
*入館料が必要です
講演会「日本映画史における高倉健」
【実施日】2018年4月22日(日)午後2時~
【講 師】中村聡史 氏(関西学院大学非常勤講師)
【定 員】100名(小学生以上)
【申込方法】3/31[土]より午前9時から電話(0798-33-0164)で受付開始(先着順)
*入館料が必要です
第166回オータニミュージアムコンサート“男ごころ”を歌う
【日 時】2018年4月30日(月・祝)午後2時~
【出 演】畑儀文(テノール)、城村奈都子(ピアノ伴奏)
【定 員】100名(先着順)
【対 象】小学生以上
【申込方法】2018年4月1日(日)9:00より電話(0798-33-0164)で受付。
*入館料が必要です。
フィルム映画のしくみを知ろう! 「追悼特別展 高倉健」関連イベント
現在、映画はデジタルで撮影することが主流となりましたが、高倉健の出演作の大半は、35mmのフィルムを用いて撮影していました。35mmフィルムの映画は、デジタルでは出せない独特の味わいがあり、近年見直されています。
ワークショップでは、映写技師さんからフィルムや映写についてのお話を聞いたあと、参加者それぞれが絵を描いたフィルムを100年前の映写機にセットして上映体験をします。
【実施日】2018年5月13日(日)午後2時~午後4時
【講 師】林 未来 氏(元町映画館支配人)
【材料費】500円 *別途入館料が必要です
【対 象】中学生以上
【定 員】16名
Access Information
西宮市大谷記念美術館 ニシノミヤシオオタニキネンビジュツカン
OTANI MEMORIAL ART MUSEUM,NISHINOMIYA CITY
- Address
-
〒662-0952
西宮市中浜町4-38 - Website
- http://otanimuseum.jp/home/index.html
Created Date:2018.3.27