ベン・シャーン展 BEN SHAHN

丸沼芸術の森所蔵 ベン・シャーン展 ベン・シャーンテン

BEN SHAHN

20世紀アメリカを代表する画家、ベン・シャーン(1898-1969)の展覧会を開催いたします。
リトアニアに生まれ、アメリカに移住したベン・シャーンは、一貫して人種差別や迫害、貧困などのテーマに取り組み、震える線と力強い構成力による絵画や壁画、グラフィックデザインを数多く残しました。初期にはフランス美術に影響を受けた象徴性の強い絵画を制作し、30歳を過ぎた頃からは社会批判精神旺盛な作品を数多く手がけました。晩年には第五福竜丸事件に取材したシリーズを制作するなど、日本とも深い関わりを持っています。シャーンの、現実世界への深いまなざしとあたたかなヒューマニズムに満ちた作品は、今なお多くの人々を魅了してやみません。
本展では、丸沼芸術の森が所蔵するドローイングを中心とし、版画や水彩画、写真を含むコレクション約300点を一堂に展示します。丸沼コレクションには、初期から晩年までの作品が網羅されており、ドイツの詩人リルケの『マルテの手記』に基づく版画集や、アメリカ各地の公共建築に描かれた壁画の下絵なども含まれています。これらの希少な作品群により、ベン・シャーンの尽きない魅力を紹介いたします。

Organizer

茨城県近代美術館/丸沼芸術の森

Sponsership and Cooperation

後援◇水戸市/朝日新聞水戸総局/茨城新聞社/株式会社茨城放送/NHK水戸放送局/産経新聞社水戸支局/東京新聞水戸支局/日本経済新聞水戸支局/毎日新聞水戸支局/読売新聞水戸支局

本展の普及・広報事業は宝くじの収益金で実施されております。

Closing Days

毎週月曜日 ※ただし5月4日(月)は開館、5月7日(木)は休館

Opening Hours

午前9時30分 ～ 午後5時

入場は午後4時30分まで

Admission (tax included)

一般 1,080(980)円 高大生 850(720)円 / 小中生 480(360)円

※( )は20名以上の団体料金
※毎週土曜日は高校生以下入場無料
※満70歳以上の方、障害者手帳等をご持参の方は無料
※茨城県立の美術館(近代美術館、天心記念五浦美術館、陶芸美術館)主催のすべての展覧会で1年間で何回でもご利用いただける共通年間パスポート(一般 3,090円 / 高大生 2,060円 / 小中生 1,030円)を各美術館にて販売中

◎ オープニングイベント [要申込]
4月25日(土) 午前9時10分からのオープニングパーティー・特別内覧会の参加者を募ります。
※詳細はお問い合わせ下さい。
■往復はがき、または来館による申込制(住所、氏名、電話番号を明記)。
■先着50名様
■抽選で2名様にテープカットに参加していただきます。(「ベン・シャーン展」図録進呈)

◎ 学芸員による美術講座
「ベン・シャーンの足跡をたどる旅 in ニューヨーク」
日時:5月2日(土) 午後2時～
会場:2階企画展示室ほか (要企画展チケット、申込不要)

◎ ミュージアムコンサート
「オリジナル楽器で聴く古典派名曲コンサート
～弦楽三重奏から五重奏まで～」
日時:5月6日(水) 午後1時15分開場、午後2時開演
出演:ホフマイスター・クインテット
会場:地階講堂
定員:250名 (入場無料、申込不要)

◎ 丸沼芸術の森の作家によるワークショップ [要申込]
日時:5月9日(土) 午前10時30分～午後4時
講師:山本靖久 (武蔵野美術大学教授)
会場:地階講座室
■往復はがきによる申込制(参加希望者全員の住所、氏名、電話番号を明記)。4月25日(土)必着

◎ 美術講演会
「共感・共振の画家 ～ベン・シャーンの人生をたどる不思議な旅～」
日時:5月23日(土) 午後2時～
講師:永田浩三 (ジャーナリスト、武蔵大学教授)
会場:地階講堂
定員:250名 (入場無料、申込不要)

◎ 学芸員によるギャラリートーク
日時:5月30日(土) 午後2時～
会場:2階企画展示室 (要企画展チケット、申込不要)

◎ 特別ゲストによるギャラリートーク ※予定
日時:未定 (詳細は4月末に発表します。)
講師:横尾忠則 (美術家)

各イベントの詳細はホームページをご覧いただくか、直接お問い合わせ下さい。

茨城県近代美術館 イバラキケンキンダイビジュツカン

The Museum of Modern Art, Ibaraki

Address

〒310-0851
水戸市千波町東久保666-1

Website

https://www.modernart.museum.ibk.ed.jp/