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生誕150年記念

Baron (男爵) 住友春翠 (すみとも しゅんすい) "Sumitomo Syunsui, Collector of True Art"

―邸宅美術館の夢

明治時代、国家百年の姿を描き
住友の近代化を導いた15代当主春翠。
名門公家出身にして評判の美形
物静かな青年実業家が
広く世界に眼をむけ見いだした美の世界。

Venue

泉屋博古館

SEN-OKU HAKUKO KAN

Period

平成27年9月5日(土)~10月12日(月・祝)

Exhibition Outline

生誕150年記念 Baron (男爵) 住友春翠 (すみとも しゅんすい) Baronスミトモシュンスイ ―邸宅美術館の夢

"Sumitomo Syunsui, Collector of True Art"

事業に多忙な男爵の、つかのまの安らぎは
東西の美を蒐めた
瀟洒な海辺の洋館にあった。

明治・大正時代に住友グループの基礎を築いだ住友家15代当主春翠。一方で彼は、公私にわたり文化活動に力を注ぎ、多彩な美術品を蒐集しました。このたび生誕150年を迎える記念としてその美術愛好の足跡を名品とともに振り返る展覧会を連続開催します。
第一弾は明治編。明治36年(1903)神戸須磨海岸の洋館を休日の住まい、そして迎賓施設と定めた春翠は、国内外の洋画や近代工芸、さらには中国文物までを、邸内に自在に飾り愛でました。それは欧米視察経験に中国の文人趣味も融合した独特の世界観を映しだし、あたかも邸宅美術館の様相を呈しました。須磨別邸は惜しくも昭和20年(1945)の戦災で焼失しましたが、本展では今に伝えられる彼の蒐集品とあわせ、在りし日の須磨別邸の様子を再現、青壮年期の春翠の美意識と文化貢献への志をしのびます。

Organizer
公益財団法人泉屋博古館
Sponsership and Cooperation
協賛:住友グループ広報委員会、株式会社日建設計
協力:住友史料館 後援:京都市、京都市教育委員会、京博連、NHK京都放送局、京都新聞、公益社団法人京都市観光協会
Closing Days
月曜日 (9/21・10/12 は開館、9/24 休館)
Opening Hours
午前10時 ~ 午後5時
入館は午後4時30分まで
Admission (tax included)
一般 730円(580円)、高大生 520円(420円)、小中生 310円(250円)
●20名様以上の団体は( )の割引料金

Events

講演会
9月13日(日) 13:30~
「海外における陶磁器蒐集と煎茶―住友春翠の時代―」
彬子女王殿下 (京都産業大学日本文化研究所研究員)
(会場は当館講堂、当日先着100名様まで)

ギャラリートーク
※14:00より学芸員が解説します。
9月19日(土) 「中国青銅器の時代」
9月26日(土) 「Baron 住友春翠」
10月10日(土) 「住友家の須磨別邸」
青銅器館では、毎日ミュージアムボランティアにより解説があります。

泉屋博古館×野村美術館『春翠の色気・得庵の男気』
相互割引(半券提示):当館に入場された方は、野村美術館の入館料が一般500円になります。野村美術館に入館された方は、当館の入館料が2割引になります。
一日で両館楽しめる連携ギャラリートーク
9/12 (土) 野村美術館(集合・13:00開始)→(散歩)→泉屋博古館(16:00頃解散)

Access Information

泉屋博古館 センオクハクコカン

SEN-OKU HAKUKO KAN

Address
〒606-8431
京都市左京区鹿ヶ谷下宮ノ前町24
Website
https://www.sen-oku.or.jp/kyoto/
Updated Date:2016.1.26
Created Date:2015.3.3