ID:45184
生誕100年 写真家・濱谷浩 HIROSHI HAYAMA : PHOTOGRAPHS 1930s-1960s
―もし写真に言葉があるとしたら
Venue
世田谷美術館
SETAGAYA ART MUSEUM
Period
2015年9月19日[土]~11月15日[日]
Exhibition Outline
生誕100年 写真家・濱谷浩 セイタン100ネン シャシンカ・ハマヤヒロシ ―もし写真に言葉があるとしたら
HIROSHI HAYAMA : PHOTOGRAPHS 1930s-1960s
日本の現代写真史に深くその名を刻む写真家・濱谷浩(1915~1999)。15歳でカメラを手にして以来、70年近くの歳月を費やし独自の写真哲学を築いてきた濱谷は、アジア人として初めてマグナム・フォトの寄稿写真家となり、また写真界での多大な功績を称えるハッセルブラッド国際写真賞を受賞するなど、国際的にも高い評価を得てきました。その作品は、対象に寄り添いつつも常に客観的態度に貫かれ、ときに鋭いメッセージを私たちに投げかけます。
本展は、東京で生まれ育った濱谷浩が、新潟の豪雪地帯を訪れたことをきっかけに、民俗学的見地から地方風俗を記録していくことに力を傾けた<雪国>、厳しい自然環境下で逞しく生きる人々の姿を日本海側の農漁村の風景のなかに捉えた<裏日本>といった代表的シリーズをはじめ、戦後日本の都市と地方にみる光と影を写した作品群や、安保闘争を取材した<怒りと悲しみの記録>など、その活動前半期にあたる1930年代から60年代の仕事に注目しご紹介するものです。やがてグローバルな活動を展開することとなる写真家が、いかにして独自の姿勢を確立していったのか―モダン都市・東京の様相をスナップした初期作品や、各界の著名文化人らの魅力溢れるポートレイト・シリーズ<學藝諸家>を含む全200点の作品によって、その出発点から転換期までを辿ります。
- Organizer
- 世田谷美術館(公益財団法人せたがや文化財団)
- Sponsership and Cooperation
- 後援:世田谷区、世田谷区教育委員会
協賛:キヤノンマーケティングジャパン株式会社、文化堂印刷株式会社、SHISEIDO
助成:公益財団法人三菱UFJ信託地域文化財団
特別協力:濱谷浩写真資料館 企画協力:株式会社クレヴィス - Closing Days
- 毎週月曜日 (ただし9月21日[月・祝]、10月12日[月・祝]は開館、9月24日[木]、10月13日[火]は休館)
- Opening Hours
- 午前10時 ~ 午後6時
- 入場は午後5時30分まで
- Admission (tax included)
- 一般 1000円(800)円、65歳以上 800(600)円、
大高生 800(600)円、中小生 500(300)円 - *( )内は20名以上の団体料金 *一般の障害者の方は500円、大高中小生の障害者の方は無料、介助の方1名につき1名まで無料。
*リピーター割引:会期中本展有料チケットの半券をご提示いただくと、2回目以降は団体料金にてご覧いただけます。 - Exhibition Website
- http://www.setagayaartmuseum.or.jp/exhibition/next.html
- Exhibition Inquiries
- 03-5777-8600 (ハローダイヤル)
Events
◎記念講演会「濱谷浩 その人・その写真」
『濱谷浩写真集成 地の貌・生の貌』(岩波書店、1981年)などの編集に携わり、濱谷浩を間近に知る多田亞生氏に、その人物像や生前のエピソードについてお聞きします。
講師:多田亞生 (本展監修者)
聞き手:当館学芸員
日時:10月10日(土) 午後2時~午後3時 (午後1時30分開場)
会場:当館講堂
定員:先着150名
*当日午前10時よりエントランス・ホールにて整理券を配布します
参加費:無料 手話通訳付き
◎100円ワークショップ
どなたでもその場で気軽に参加できる工作など。
日時:会期中の毎土曜日 午後1時~午後3時
会場:当館地下創作室
参加方法:時間中随時受付
参加費:1回100円
Access Information
世田谷美術館 セタガヤビジュツカン
SETAGAYA ART MUSEUM
- Address
-
〒157-0075
世田谷区砧公園1-2 - Website
- https://www.setagayaartmuseum.or.jp/
- General Inquiries
- 03-5777-8600(ハローダイヤル)
Created Date:2015.1.13