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遥かなる旅

―星野道夫展―

この世に生きるすべてのものは いつか土に帰り、また旅が始まる。

Venue

北網圏北見文化センター 美術館

KITAMI REGION MUSEUM OF SCIENCE, HISTORY AND ART

Period

2012 12/22(土)▶2013 2/11(月・祝)

Exhibition Outline

遥かなる旅 ハルカナルタビ ―星野道夫展―

北海道は、夫、星野道夫にとって、子どもの頃からの憧れの土地でした。その後その憧れは北海道からアラスカへと移り、アラスカに根をおろすことになりました。夫と北海道の関わりを調べていて、ある新聞記事を見つけました。そこには、昔(おそらく大学生の頃)、ある漁師の家でお世話になり、流氷のオホーツク海でスケトウダラの漁船に乗ったのが、彼にとっての初めての北海道であったと書かれていました。
この記事を読み、この北見の地で写真展を開催させていただくことがより一層身近に感じられました。今このメッセージを書きながら、写真展会場の下見のため今年6月に北見へ訪れた時に見たオホーツク海を思い出しています。
“自然と人間との関わり”が夫にとって大きなテーマであり、生涯を通し写真と文章で記録し続けました。結婚前にもらった手紙に仕事への思いが書かれているものがあります。「たまたま僕はアラスカという場所を選びましたが、本を読んでくれる人が日本人でも、そこから何かを感じ、自分自身の問題として考えてくれるのが夢です。別な言い方をすると、自分の仕事を通して、誰か一人でも励ますことができたらいいなと思っています。」
写真展を観に来て下さった皆様に、夫からのメッセージを届けることができましたら幸いです。 星野直子

Organizer
北見市美術展実行委員会・北網圏北見文化センター
Sponsership and Cooperation
後 援 北海道新聞北見支社、読売新聞北見支局、朝日新聞北海道支社、毎日新聞社北見通信部、NHK北見放送局、HBC北見放送局、STV北見放送局、UHB北海道文化放送、北海道テレビ放送、北見市、テレビ北海道、FMオホーツク、(株)伝書鳩、オホーツク美術協会、日本プラネタリウム協議会、北見文化連盟、北海道博物館協会、北海道青少年科学館連絡協議会、日本動物園水族館協会、北海道立北方民族博物館、北海道立オホーツク流氷科学センター、フォト北見、二科会写真部北海道オホーツク支部
企画協力 星野道夫事務所、山梨県立科学館、AND You、龍村仁事務所
Closing Days
12/28(金)~翌年1/7(月)・21(月)・28(月)・29(火)・2/4(月)
Opening Hours
9:30 ~ 16:30
毎土曜日(12/22・1/12・19・26・2/2・9)は18:30まで、2/10(日)・11(月)(祝)は21:00まで
(いずれも展示室への入場は閉館30分前まで)
Admission (tax included)
一般 800円(700円)/高・大生 500円(450円)/小・中生 200円(150円)
※( )内は10名以上の団体料金 ※未就学児、70歳以上、障がい者手帳をお持ちの方とその介護の方1名、小中学校・高等学校及びそれに準ずる学校での教育活動で利用する場合(引率者を含む、要申込)は無料※前売券は各取扱所にて600円で販売
Exhibition Website
http://business4.plala.or.jp/bunsen21/hosinoindex.html

Events

プラネタリウム番組 オーロラストーリー
~星野道夫・宙(そら)との対話~
《期間中》①9:40~10:10②10:20~10:50③12:40~13:10④13:20~13:50
《毎土曜》⑤16:30~17:00⑥17:10~17:40⑦17:50~18:20
《2/10》⑧18:30~19:00⑨19:10~19:40⑩19:50~20:20⑪20:30~21:00
(休館日、2/2、9を除く)展覧会観覧者に限り鑑賞可能/観覧料に含まれます。
マッキンレーにかかるオーロラの写真を撮るため、アラスカ山脈の氷河にキャンプした星野道夫。1ヶ月もの長い時間待ち続けて、出会えたマッキンレーの壮大なオーロラはいったい彼に何を気付かせてくれたのでしょうか。躍動感あふれるオーロラの美しい映像がプラネタリウムのドームいっぱいに広がります。

龍村 仁 監督作品 ドキュメンタリー映画
地球交響曲 ガイアシンフォニー
~ 第三番 ~
1/12(土)・26(土)・2/11(月)(祝)の3回 18:30~21:00(プラネタリウム室)
各回定員100名 往復はがきによる申込(※)/無料
「地球の声が聞こえますか…」地球環境の美しさ大切さを訴えかけるだけでなく一人一人の心の無限の可能性に言及する「心の映画」としておおきな反響を呼んできた「地球交響曲」。私たちの心の奥に眠っている五千年以上前の記憶を呼び覚まし“地球の心”“命の不思議”に遠く思いを馳せてみましょう。

星野道夫に捧ぐ星空コンサート
みんなつながっている
~宇宙と音楽と私たち~
2/9(土) 18:30~20:30 プラネタリウム室
定員100名 往復はがきによる申込(※)/無料

満天の星、広大な宇宙の中の地球、そこに生きる多様な生命たち…
星野道夫が教えてくれた、いのちのはかなさ、強さ、そしていとおしさをドーム全体に広がる宇宙映像と共に語り、美しく壮大なピアノとパーカッションの演奏で、すべてのいのちがつながっていることを感じてみましょう。

出演:
高橋真理子(山梨県立科学館主任学芸主事、「オーロラストーリー」プロデューサー)
小林真人(作曲家・ピアニスト、「オーロラストーリー」オリジナルサウンド作曲、演奏)
山本晶子(打楽器奏者、「オーロラストーリー」オリジナルサウンド演奏)

星野直子さんギャラリートーク
12/22(土) 10:00~10:30 (展示室) 要観覧券
オープニングセレモニーに続き開催。星野直子夫人が会場内の作品を巡りながら解説します。

~新たなる旅~ 星野直子さん講演会
2/2(土) 18:30~20:30(プラネタリウム室) 定員100名 往復はがきによる申込(※)/無料
アラスカの自然や動物、人々を撮り続けた写真家・星野道夫。
直子夫人がその写真について解説し、共に過ごしたアラスカの日々について語ります。

※往復はがきによる申込が必要です。募集時期及び申込方法は会場、広報きたみ12月号・1月号、又は北網圏北見文化センターホームページにてご確認ください。
また、申し込みが定員を超えた場合、抽選となります。

Access Information

北網圏北見文化センター 美術館 ホクモウケンキタミブンカセンター ビジュツカン

KITAMI REGION MUSEUM OF SCIENCE, HISTORY AND ART

Address
〒090-0015
北見市公園町1
Website
https://hokumouken.com/
Updated Date:2012.12.5
Created Date:2012.11.28