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いのちの煌(きら)めき

田渕俊夫展

Venue

福島県立美術館

Fukushima Prefectual Museum of Art

Period

2012年10月6日(土)~11月25日(日)

Exhibition Outline

いのちの煌(きら)めき 田渕俊夫展 タブチトシオテン

田渕俊夫(1941-東京都出身)は、平山郁夫に師事、日本美術院で活躍する画家です。圧倒的な技術と優れた色彩感覚によって、日本画の魅力を再確認させる作品を次々に生み出しています。
画題は主に植物と風景であり、繊細に描かれた雑草の一葉一葉には受け継がれていく生命への畏敬が託され、大地を俯瞰するような風景画に、流れる悠久の時間への思いが込められています。
プロジェクタを使うなど、新しい技法を提示しつつ、伝統的な日本絵画の特質である装飾性、精神性を継承している点が、この画家のひときわ高い人気の理由でしょう。
今回の展観では、田渕の45年にわたる画業を、東京藝術大学大学院修了後に渡ったナイジェリアに取材した作品から、近年各地の障壁画を手がけるなかで、独自の境地に進みつつある墨画まで、52点の作品によって回顧します。
とりわけご覧いただきたいのが、震災後に逡巡しながら筆を執った、20メートルに及ぶ墨画の最新作《惶Ⅰ、Ⅱ》です。繰り返されてきた自然の営みを見つめ、再生への希望を語りかけます。

Organizer
福島県立美術館、福島テレビ株式会社
Closing Days
毎週月曜日(ただし10月8日は開館)、10月9日(火)
Opening Hours
9:30 ~ 17:00
入館は16:30まで
Admission (tax included)
一般・大学生=800(640)円、高校生=600(480)円、小・中学生=400(320)円
※( )内は20名以上の団体料金
*ふくしま教育週間(11月1日~7日、ただし5日は休館)の期問中、高校生以下は本展を無料で観覧できます。
Exhibition Website
http://www.art-museum.fks.ed.jp/exhibition/tabuchi.html

Events

講演会◎「自作を語る」
講師/田渕俊夫氏
10月6日(土) 14:00~
美術館講堂
(聴講無料、定員250名 先着順)

ギャラリートーク◎
10月20日(土)、11月10日(土) 14:00~
企画展示室内で担当学芸員が解説いたします。
(要観覧券)

関連ワークショップ◎
「金箔地に彩色で楓を描く」
講師/荒井経氏
(日本画家・東京藝術大学准教授)
11月17日(土) 11:00-17:00、
18日(日) 9:30-16:00
2日間連続
定員16名(申し込み先着順)
材料費が必要です。(10.000円程度)
申し込み10月30日〆切、県立美術館まで

Access Information

福島県立美術館 フクシマケンリツビジュツカン

Fukushima Prefectual Museum of Art

Address
〒960-8003
福島市森合字西養山1
Website
https://art-museum.fcs.ed.jp
Updated Date:2012.10.8
Created Date:2012.10.3