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二〇一二年度収蔵品展

ていねいな暮らしと道具展

Venue

美濃加茂市民ミュージアム みのかも文化の森 民具展示館

Minokamo City Museum

Period

九月八日(土)~平成二十五年三月十七日(日)

Exhibition Outline

二〇一二年度収蔵品展 ていねいな暮らしと道具展 テイネイナクラシトドウグテン

道具展は、今まで「暮ラシカル道具展」と称してきました。今回から「ていねいな暮らしと道具展」という名称にかえて展示します。これは、2009年に開催した企画展「ていねいな暮らしのあったころ―佐野一彦が撮った伊深の里山―展」にちなんで名付けました。
道具展は、かつての暮らしの道具から当時の人々の知恵と工夫を知るというものです。
今から50年ほど前までの美濃加茂では、電気で動く冷蔵庫や洗濯機の普及はまだ多くなく、映画や旅行といった娯楽もわずかでした。日々の生活は自給自足が基本で、父親や母親は田畑を耕し、家事におわれ、朝から晩まで働きました。その営みのほとんどが人の力で行わなければならず、そんな苦労の中に工夫や知恵が生まれました。
やがて私たちの生活は、急速な社会変化の流れの中で、大きく様変わりしました。しかし振り返ると、昭和30年代から40年代の暮らしの中には現代において失いつつある大事なものがありました。それらを見つめなおす意味を込めて、当時の暮らしを「ていねいな暮らし」と名づけました。
当展では、自然との共存、家族や地域のつながりなど、忘れてはならないものを次世代に伝えていけたらと思います。そしてひとつの資料から新しい見方、その背景、地域の問題や現代の課題を提示する場となればと思います。

Closing Days
月曜日・第四火曜日(ただし、祝日の場合は開館し、直後の平日休館)
年末年始
Opening Hours
9時 ~ 17時
Admission (tax included)
無料
Exhibition Website
http://www.forest.minokamo.gifu.jp/tenrankai/24/2012_08.html

Events

年中行事 月見
内容 カゴジ(竹で編んだカゴ)を使い、サトイモなどをそなえます。2日間だけの展示です。自由観覧。
日時 2012(平成24)年9月29日(土曜日)・30日(日曜日) 9時~17時
会場 生活体験館

年中行事 門松立て
内容 かつてこのあたりでみられた簡素な門松を立てます。自由観覧。
日時 2012(平成24)年12月15日(土曜日)~2013(平成25)年1月6日(日曜日) 9時~17時
会場 生活体験館

年中行事 ひなかざり
内容 土びなをかざり、野山の花をそなえます。自由観覧。
日時 2013(平成25)年2月9日(土曜日)~4月3日(水曜日) 9時~17時
会場 生活体験館

Access Information

美濃加茂市民ミュージアム ミノカモシミンミュージアム

Minokamo City Museum

Address
〒505-0004
美濃加茂市蜂屋町上蜂屋3299-1
Website
http://www.forest.minokamo.gifu.jp/
Updated Date:2012.10.4
Created Date:2012.9.25