ID:35826
湖面をわたる風
額賀英世展 NUKAGA HIDEYO
Venue
常陽藝文センター 藝文ギャラリー
Period
前期 平成24年10月3日(水)~10月28日(日)
後期 平成24年10月31日(水)~12月1日(土)
前期 平成24年10月3日(水)~10月28日(日)
後期 平成24年10月31日(水)~12月1日(土)
Exhibition Outline
湖面をわたる風 額賀英世展 ヌカガヒデヨテン
NUKAGA HIDEYO
(財)常陽藝文センターでは、郷土作家展シリーズ第220回として「水郷に吹く風 額賀英世展」を開催いたします。
洋画家・額賀英世さんは城里町(旧・桂村)の出身で、大学卒業後に教員として赴任した潮来に居を移しました。山に囲まれた生活から一転、湖や川の広大な水平面を持つ水郷の風景は額賀さんの自然観を一変させました。そして水郷の自然に魅せられて絵筆を取るようになります。
“水郷”、“水彩画”といえば小堀進(元日本芸術院会員、故人)が思い浮かびます。小堀の大胆な構図と省略、明快な色彩区分は、水彩による風景画の世界に独特の様式をもたらしました。額賀さんの絵画の師の茂木直喜(故人)は小堀に師事していましたので額賀さんは孫弟子に当ります。しかし茂木もそうであったように、額賀さんの作品世界は小堀の画風を忠実に受け継いだものではなく、様々な色の重ね塗りを繰り返した大自然の重厚ながらもかつ繊細さを兼ね備えた独自の表現となっています。師の茂木からは技法的なことよりも、画家としての心構えのようなものを教え込まれたといいます。
額賀さんは40歳を過ぎてから絵筆をとっていますが、描き始めてから間もないうちに高い評価を受けています。一年後にはいわゆる県展において初出品にして奨励賞を受賞、また中央の白日展においても2年目で受賞を果たし、そして平成5年の日展には初出品で最高賞の特選となっています。
また地元でも白日会茨城支部長、水郷美術家協会の理事長、まちかどギャラリー理事長を歴任するなど、地城の美術発展にも尽力しています。
今展ではこれまでの中央展出品の大作を中心に優品16点を前期後期に分けて展示いたします。
(財)常陽藝文センター
- Organizer
- 財団法人常陽藝文センター
- Closing Days
- 毎週月曜日
- Opening Hours
- AM10:00 ~ PM5:45
- Admission (tax included)
- 入場無料
- Exhibition Website
- http://www.joyogeibun.or.jp/tenji/index.html
Access Information
常陽藝文センター ジョウヨウゲイブンセンター
- Address
-
〒310-0011
水戸市三の丸1-5-18 常陽郷土会館内 - Website
- http://www.joyogeibun.or.jp/
Created Date:2012.9.19