ID:35017
島根民藝協会設立80周年記念
[民藝] mingei
手仕事の美
Venue
島根県立美術館
SHIMANE ART MUSEUM
Period
2012 7/27[金]-9/17[月・祝]
Exhibition Outline
島根民藝協会設立80周年記念 [民藝] [ミンゲイ] 手仕事の美
mingei
山陰・鳥取の山陰地方は民藝運動が活発に行われ、全国的に注目される地域の一つです。
これは民芸の関係者が多く訪れ、その指導のもとに育まれた優れた手仕事の伝統が、ながく受け継がれている証でもあります。民芸とは、大正15年柳宗悦、河井寬次郎、浜田庄司の三人の創始者によって生み出された美の考えで、高級な個人的美術ではなく、名もない工人達が作る実用的工芸品に美しさを見出し、「民衆的工芸」を略称して「民芸」という言葉が作られました。したがって、民芸品となるのは実用品で、「用の美」「無銘」「手仕事」などの要件を備えたものであり、そこには「健康な美」が宿っているのです。
この考えは、柳宗悦らの講演会や民芸品の発掘活動などにより<民芸運動>として全国に浸透し、各地に民芸協会や民芸館が作られました。島根県では、昭和6年柳宗悦による「島根工芸診察」と称した民芸発掘の旅が津和野から安来にかけて行われ、県下の優れた民芸品が選ばれました。翌7年5月浜田庄司を迎えて「島根民藝会」が発足し、その民芸運動の歴史は80周年を迎えます。この展覧会では、見直されつつある民芸運動についてその活動を振り返り、山陰の民芸の魅力を紹介、発信する機会とします。
- Organizer
- 島根県立美術館、日本海テレビ、山陰中央新報社、SPSしまね
- Sponsership and Cooperation
- 後援 / 朝日新聞松江総局、毎日新聞松江支局、読売新聞松江支局、産經新聞松江支局、日本経済新聞社松江支局、中国新聞社、、新日本海新聞社、島根日日新聞社、NHK松江放送局、山陰中央テレビ、BSS山陰放送、エフエム山陰、山陰ケーブルビジョン
- Closing Days
- 火曜日〔ただし8月14日(火)は開館〕
- Opening Hours
- 10:00 ~ 日没後30分
- 展示室への入場は日没時刻まで
- Admission (tax included)
- <当日券>
一般[企画展]1,000(800)円[企画展・コレクション展セット]1,150(920)円
大学生[企画展]600(450)円[企画展・コレクション展セット]700(530)円
<前売券>
一般[企画展・コレクション展セット]900円 - 高校生以下無料
※老人週間(9/15~21 ※休館日を除く)期間中は、年内に満65歳以上の方は企画展・コレクション展ともに観覧料が無料となります。(年齢の判るものをご持参下さい)
※( )内は20名以上の団体料金
※身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳をお持ちの方、及びその付添人は観覧無料
※前売券は、ローソン各店(Lコード69263)、チケットぴあ窓口(Pコード765-145)、JRの主な駅、主な旅行会社、各プレイガイドにてお求めになれます(6/22より発売)
※ミュージアム・パスポートでご覧いただけます - Exhibition Website
- http://www1.pref.shimane.lg.jp/contents/sam/ja/exhibition/kikaku_5.html
Events
関連イベント
●「日本民藝夏期学校」公開講座 ※聴講無料
【演 題1】「柳宗悦と民藝運動」
【講 師】杉山 享司 氏(日本民藝館 学芸部長)
【日 時】7月27日(金) 14:00~ (約1時間半)
【演 題2】「インドの手仕事の美」
【講 師】岩立 広子 氏(岩立フォークテキスタイルミュージアム 館長)
【日 時】7月27日(金) 16:00~ (約1時間半)
※ 会場はいずれも美術館ホール (140席)
●「民藝 ―MINGEI―」関連展示「暮しに息づく、手仕事の美〔民藝〕」
※鑑賞無料
【期 間】7月27日(金)~8月6日(月) 10:00~18:00
【会 場】美術館講義室
●ギャラリートーク(担当学芸員による作品解説)
※「民藝 ―MINGEI」展観覧券が必要です
【日 時】8月18日(土)、26日(日)、9月8日(土) 各日14:00~
【会 場】企画展示室
●トワイライトコンサート ※鑑賞無料
【出 演】
白築 純 (ジャズボーカリスト 島根県雲南市在住)
足塚 正治 (ギタリスト 鳥取県米子市在住)
【日 時】8月18日(土) 18:00~ (約40分)
【会 場】美術館ロビー (先着60席・企画展観覧者にはノンアルコール飲料のお土産付き)
※当日17時より会場にて整理券を配布します。
※座席数には限りがある為、立ち見での鑑賞になる場合がございます。予めご了承下さい。
※お土産の引き換えは、20歳以上の方に限ります。
●「河井寬次郎の器でお茶を飲む」 ※事前に申し込みが必要です
【日 時】8月25日(土) 〔1回目〕10:30~ 〔2回目〕13:30~ (各回約1時間30分)
【講 師】鷺 珠江 氏(河井寬次郎記念館 学芸員)
【会 場】美術館講義室
【定 員】各回10名程度
【参加料】500円(お茶、お菓子代として)
【申込方法】(申込はお1人様1枚、1枚につき1名様となります)
FAXまたはハガキに必要事項をお書きの上、下記宛先までお送り下さい。
①お名前(ふりがな)と年齢 ②住所 ③電話番号
【申込締切】8月7日(火)消印有効 申込多数の場合抽選
※発表はハガキ(参加証)の発送〔8月9日(木)頃〕をもってかえさせていただきます。
Access Information
島根県立美術館 シマネケンリツビジュツカン
SHIMANE ART MUSEUM
- Address
-
〒690-0049
松江市袖師町1-5 - Website
- https://www.shimane-art-museum.jp/
Created Date:2012.7.7