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ID:32119

理想の暮らしを求めて

濱田庄司スタイル展

陶芸の人間国宝は、モダニストでした。

Venue

パナソニック電工 汐留ミュージアム

Pnasonic・Electric・Works・Shiodome・Museum

Period

2011.7.16sat - 9.25sun

Exhibition Outline

理想の暮らしを求めて 濱田庄司スタイル展 ハマダショウジスタイルテン

現代陶芸の第一人者として、そして民芸運動の中心人物として広く知られている濱田庄司(1894-1978)。しかし、濱田がモダニストであったことにこれまで焦点があてられることはあまりありませんでした。
濱田はイギリスのディッチリングに滞在した時、工芸家たちが生活も芸術活動も含めたすべての身の回りの物事を自分の意思でデザインするという健康で自由な生活を目のあたりにし、「良き生活」についての重要性を学んだのでした。このことが、帰国後益子で生活することを選択させたひとつの大きな要因となりました。
一方で濱田は、各国の歴史的工芸品に触れるだけでなく、チャールズ・イームズなど当代きっての人気デザイナーたちとも交流を深めていきます。古民家を移築した益子の濱田邸にはイームズから直接譲ってもらったラウンジチェアが置かれ、濱田のお気に入りの場所となっていたのでした。さらにパースティと呼ばれるイギリスのミートパイやゆで豚など、当時の益子では珍しい肉料理を食卓に並べ、ビールのかわりにウィルキンソンの炭酸水を常飲するなど、新しい食生活を送っていました。古いものを大事にしながら最先端のデザインや食生活も取り込んだ新しい暮らし方は、濱田の造形家としての類まれなる感性の表れともいえるのではないでしょうか。この展覧会では、そうしたモダニストとしての濱田庄司の一面を紹介し、工芸と生活の結びつきを再検証しています。 (岩井)

Organizer
パナソニック電工汐留ミュージアム、朝日新聞社
Sponsership and Cooperation
後 援:港区教育委員会
特別協力:財団法人益子参考館
協 力:ガレリア・グラフィカ、アサヒ飲料株式会社
Exhibition Website
http://panasonic-denko.co.jp/corp/museum/exhibition/11/110716/index.html[Open in new window]

Access Information

パナソニック電工 汐留ミュージアム パナソニックデンコウシオドメミュージアム

Pnasonic・Electric・Works・Shiodome・Museum

Address
〒105-8301
港区東新橋1-5-1 パナソニック電工ビル4階
Website
http://panasonic-denko.co.jp/corp/museum/[Open in new window]
General Inquiries
NTTハローダイヤル 03-5777-8600
Updated Date:2011.11.28
Created Date:2011.11.26

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