ID:29632

一楽二萩三唐津

Venue

野村美術館

NOMURA ART MUSEUM

Period

September 4 (Sat), 2010 ~ December 5 (Sun), 2010

Exhibition Outline

一楽二萩三唐津 イチラクニハギサンカラツ

茶の湯では「一楽二萩三唐津」という言葉をよく耳にします。
これらは抹茶をたてる茶碗としてふさわしい、茶人好みのやきものを列挙したものです。

楽は、16世紀に利休の指導によって樂家の初代長次郎が始めたとされる楽焼(京都)、萩と唐津はともに朝鮮系の技術により16世紀末から17世紀初めに開窯されたと考えられている萩焼(山口)と唐津焼(佐賀・長崎)をいいます。

本展では、楽焼・萩焼・唐津焼の茶陶(主に茶碗)、約80点(前期・後期併せて)を展示します。

手づくねで、赤茶碗と黒茶碗が多く、侘びた趣きの楽焼。

割高台や三島・粉引など朝鮮風の作品が多い萩焼。

北朝鮮の会寧窯や中国の影響も指摘されており、瀬戸唐津や皮鯨など種類が多い唐津焼。

楽焼・萩焼・唐津焼はその特徴や技術が異なるにもかかわらず、いずれも茶の湯の碗として茶人に愛されてきました。
三者三様の魅力をお楽しみください!

【前期】9月4日~10月17日
【後期】10月19日~12月5日

Closing Days
月曜日(9/20、10/11は開館)、9/21、10/12
Exhibition Website
http://www.nomura-museum.or.jp/
Exhibition Inquiries
075-751-0374

Access Information

野村美術館 ノムラビジュツカン

NOMURA ART MUSEUM

Address
〒606-8434
京都市左京区南禅寺下河原町61
Updated Date:2010.12.8
Created Date:2010.4.9