ID:27850
みづゑのきらめき
中川八郎、大下藤次郎と近代日本の水彩画
Venue
愛媛県美術館
THE MUSEUM OF ART,EHIME
Period
February 20 (Wed), 2010 ~ March 22 (Mon), 2010
Exhibition Outline
みづゑのきらめき ミヅエノキラメキ 中川八郎、大下藤次郎と近代日本の水彩画
幕末から明治にかけて日本へもたらされた水彩画は、当時「みづゑ」と呼ばれ、明治30年代後半から明治末期にかけて隆盛の時期を迎えます。油彩画家たちがすぐれた水彩画を残すとともに、水彩を専門とする画家たちも登場しました。
本県出身の中川八郎(1877-1922)は油彩画家として活躍する一方、画業の初期には水彩画の優品も多く手がけました。特に、渡米して開催した水彩画展により資金を得てヨーロッパ留学を果たしたことは、日本の水彩画の歴史において重要な出来事です。
「水彩画の父」ともいえる大下藤次郎(1870-1911)は水彩専用画家の代表格です。特に風景を得意とし、細やかなタッチで数々の精緻な水彩画を描きました。また、出版活動や講演会なども精力的に行い、水彩画の普及に尽力しました。
本展では、愛媛県美術館と島根県立石見美術館のコレクションより、中川、大下の作品をはじめ、みずみずしい感性と確かな技量により描かれた水彩画の数々を、貴重な資料とあわせて紹介します。
- Organizer
- 文化庁、愛媛県、愛媛県教育委員会、県内市町、県内市町教育委員会、(財)愛媛県文化振興財団、愛媛県文化協会、愛媛県県民総合文化祭実行委員会
- Closing Days
- 毎週月曜日(ただし、3月1日、22日は会館、翌日休館)
- Admission (tax included)
- 入場無料
- Exhibition Website
- http://www.ehime-art.jp/
- Exhibition Inquiries
- TEL:089-932-0010
Access Information
愛媛県美術館 エヒメケンビジュツカン
THE MUSEUM OF ART,EHIME
- Address
-
〒790-0007
松山市堀之内 - Website
- https://www.ehime-art.jp/
Created Date:1999.5.12