ID:27019
前衛陶芸家の器
Venue
岐阜県現代陶芸美術館
Museum of Modern Ceramic Art, Gifu
Period
August 1 (Sat), 2009 ~ March 28 (Sun), 2010
Exhibition Outline
前衛陶芸家の器 ゼンエイトウゲイカノウツワ
1948年に結成され、日本の近代陶芸史のなかにオブジェというものを導き入れて、その後の陶芸界の方向性を大きく変えた走泥社。その結成メンバーであり、前衛陶芸の旗手とされる八木一夫、山田光、鈴木治、のちにその活動に加わった熊倉順吉は、中国や朝鮮の古陶磁といった古典の模倣からの決別を目指す走泥社の活動のなかで、器をへこませ、口をふさぎ、そして壺を切り、器の概念を解体するように新しい造形に取り組み、やがて各々のオブジェにおける表現を確立します。しかしながら、彼らの活動の足跡をたどると、オブジェ作品に取り組む一方で器制作にも取り組んでいた姿が現れてきます。前衛陶芸家と位置づけられる彼らにとって、「器」とはいったいどのようなものだったのでしょうか。
本展ではこの八木一夫、山田光、鈴木治、熊倉順吉の4人が手掛けたオブジェ作品と器の作品をあわせて紹介し、陶芸における造形の可能性を切り拓いた彼らが臨んだ器への思いを探ってみたいと思います。
- Organizer
- 岐阜県現代陶芸美術館
- Closing Days
- 月曜日(月曜日が休日の場合は翌平日)、年末年始(12月29日~1月3日)
- Admission (tax included)
- 一般320(260)円、大学生210円(160)円、高校生以下無料
※( )内は20名以上の団体
※11月3日(月・祝)文化の日は開館・無料 - Exhibition Website
- http://www.cpm-gifu.jp/museum/
- Exhibition Inquiries
- Tel.0572-28-3100
Access Information
岐阜県現代陶芸美術館 ギフケンゲンダイトウゲイビジュツカン
Museum of Modern Ceramic Art, Gifu
- Address
-
〒507-0801
多治見市東町4-2-5 (セラミックパークMINO内) - Website
- https://www.cpm-gifu.jp/museum
Created Date:2003.4.24