ID:25152

生活と芸術アーツ&クラフツ展

ウィリアム・モリスから民芸まで

Venue

京都国立近代美術館

THE NATIONAL MUSEUM OF MODERN ART, KYOTO

Period

September 13 (Sat), 2008 ～ November 9 (Sun), 2008

Exhibition Outline

生活と芸術アーツ&クラフツ展アーツ&クラフツテンウィリアム・モリスから民芸まで

19世紀後半にイギリスで興ったデザイン運動「アーツ&クラフツ」の広がりを、ウィリアム・モリスを中心とするイギリス、ウィーン工房がひときわ輝いたヨーロッパ、そして民芸運動が花開いた日本での美しい作品からたどります。装飾芸術の殿堂、ロンドンのヴィクトリア&アルバート美術館(V&A)との共同企画で、V&Aと国内の美術館などから、家具、テーブルウェア、ファブリック、服飾、書籍やグラフィック・デザインなど約280点を一堂に出品します。必見は、柳宗悦らが昭和初期に建てた「三国荘(みくにそう)」の再現展示です。柳の収集品や若き濱田庄司、河井寬次郎、黒田辰秋らの作品で飾られた室内には、民芸の原点を見ることができます。手仕事の良さを見直し、自然や伝統から美を再発見し、シンプルなライフスタイルを提案する。アーツ&クラフツが生み出した精神は、現代の生活に影響を与えながら、今なお遠い理想のようにも映ります。モリスや仲間たちが作り出した家具や壁紙、当時の最先端都市ウィーンの前衛的な家具やグラフィック、「用の美」を見いだした民芸の美意識を味わいながら、生活のなかの芸術について思いをはせる機会となるでしょう。

Closing Days: 毎週月曜日※祝日(10月13日、11月3日)は開館、翌火曜日(10月14日、11月4日)閉館
Admission (tax included): 一般1300円、大学生1000円、高校生500円、中学生以下無料
Exhibition Website: http://www.momak.go.jp/
Exhibition Inquiries: 代表:Tel.075-761-4111 テレホンサービス:Tel.075-761-9900

Access Information

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