ID:17561
III 近代高岡の彫金-花鳥から幾何学文様へ
Venue
高岡市美術館
TAKAOKA ART MUSEUM
Period
November 3 (Fri), 2006 ~ April 1 (Sun), 2007
Exhibition Outline
III 近代高岡の彫金-花鳥から幾何学文様へ 3キンダイタカオカノチョウキンカチョウカラキカガクモンヨウヘ
高岡で盛んな金属工芸分野から、今期は彫金を特集し、近代史と技法を概観します。
彫金とは、金属製の器物の表面に文様を彫ったり(毛彫、片切彫など)、ほかの金属を嵌め込んだり(象嵌)する技法です。当館は、明治期の金工作品を多数所蔵しており、細密な花鳥や人物図案を見ることができます。大正から昭和戦前の彫金作品は、明治時代のように図案が器全面を覆うことはなく、図柄が整理されて具象の中に新工夫がみられます。戦後、日本伝統工芸展が発足し、昭和35年(1960)から公募制となると、高岡から多数の作家たちが出品して一勢力をなしました。作家たちの交流の中から高岡様式(スタイル)ともいえる幾何学文様の世界が展開されてきたのです。
郷土で制作された彫金の名作の数々を、ぜひご鑑賞ください。
- Closing Days
- 毎週月曜日(月曜日が祝日の場合はその翌日)
- Admission (tax included)
- 一般210(160)円 大学生・高校生150(120)円
( )は20名以上の団体料金
小学校・中学校・ろう学校・養護学校の児童・生徒は無料
65歳以上の一般個人:20%割引 - Exhibition Website
- http://www.e-tam.info/
- Exhibition Inquiries
- TEL:0766-20-1177
Access Information
Created Date:1999.3.31