ID:11867
景徳鎮千年展-皇帝の器から毛沢東の食器まで-
龍が舞い,梅が香る
Venue
茨城県陶芸美術館
Ibaraki Ceramic Art Museum
Period
January 20 (Thu), 2007 ~ March 21 (Wed), 2007
Exhibition Outline
景徳鎮千年展-皇帝の器から毛沢東の食器まで- ケイトクチンセンネンテン 龍が舞い,梅が香る
中国江西省の景徳鎮は,世界的な磁器生産地として知られています。唐末五代(10世紀)に陶磁器生産が始まり,宋代の景徳元年(1004)に年号を冠した景徳鎮の名が誕生しました。このころから白磁,青白磁の生産が本格化し,13世紀末以降,元・明・清王朝の宮廷御用器となってさらに発展し,白磁,染付,色絵磁器は世界的名声を博しました。
そして,文化大革命末期の1975年,毛沢東が使う食器を製作する計画が「7501工程」でした。景徳鎮の一線級の職人たちが最良の材料を使い1400度の高温で焼き上げた梅文様などの食器1000点が北京に送られました。中央政府より,北京に送った作品以外は破棄するよう指示がありましたが,制作に関わった人々は,破損して再注文が来ても同じレベルのものは二度と作れないと考えて密かに保管していました。
本展は,景徳鎮千年の流れを,歴代の官窯製品と,日本では初公開となる「7501工程」の食器セットなど併せて約130件でたどります。
- Organizer
- 茨城県陶芸美術館/朝日新聞社
- Closing Days
- 月曜
- Admission (tax included)
- 一般700(550)円,高大生500(400)円,小中生250(200)円 ※( )内20名以上の団体料金
- Exhibition Website
- http://www.tougei.museum.ibk.ed.jp/
- Exhibition Inquiries
- 茨城県陶芸美術館:0296-70-0011
Access Information
茨城県陶芸美術館 イバラキケントウゲイビジュツカン
Ibaraki Ceramic Art Museum
- Address
-
〒309-1611
笠間市笠間2345(笠間芸術の森公園内) - Website
- https://www.tougei.museum.ibk.ed.jp/
Created Date:2006.1.17