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さくらサクラ ~桜と紙の意外なカンケイ~

会場

紙の博物館

papermuseum

会期

2005年3月15日(火) ~ 2005年5月8日(日)

展覧会概要

さくらサクラ ~桜と紙の意外なカンケイ~ サクラサクラ ~サクラトカミノイガイナカンケイ~

花といえば『桜』というように、日本人にとって桜は最も身近な花と言えるでしょう。紙の博物館の位置する飛鳥山・王子周辺は八代将軍徳川吉宗の植樹以降「桜の名所」として江戸庶民の大変な人気を集めていました。明治に入ると、渋沢栄一の提唱する抄紙会社(後の王子製紙)が飛鳥山の麓に開業(明治8年)、さらには鉄道も開通(明治16年)するなど、今度は文明開化を象徴する「東京名所」として知られるようになりました。桜と共にモクモクと煙を吐く製紙場の煙突がそのシンボルとして鉄道唱歌や錦絵の中にも登場します。
また、日本が世界に誇る浮世絵版画や、明治期後半を中心に盛んに輸出され宮殿や洋館などの壁を彩った豪華な金唐革紙の制作などに欠かせない版木には、桜材が使われています。さらには「桜」の名を持つ紙など、一見何の関わりもないように思える桜と紙の意外なカンケイをご紹介します。さらに、桜をモチーフにした様々な紙製品も併せて展示します。博物館入口ではカワイイ桜の風車が皆さんをお迎えします。飛鳥山公園の桜と共に、紙博ならではの『花見』をお楽しみ下さい。
なお、会期中には関連事業として『金唐革紙制作実演』(4/2、4/9)と『錦絵手摺り実演』(5/3)を行います。

主催者
紙の博物館
休催日
月曜日(3/21は開館)、3/22(火)、5/6(金)
観覧料
大人300円、小・中・高生100円 (団体割引あり)
展覧会ホームページ
http://www.papermuseum.jp
展覧会問合わせ先
紙の博物館 03-3916-2320

会場情報

紙の博物館 カミノハクブツカン

papermuseum

会場住所
〒114-0002
北区王子1-1-3(飛鳥山公園内)
更新日:2010年11月8日
登録日:2003年2月20日