芸術と自然

芸術と自然 ゲイジュツトシゼン 美濃加茂市民ミュージアムの現代美術レジデンスプログラムを振り返る

2000年10月、美濃加茂市民ミュージアムは開館記念展として「芸術と自然 若林奮・大久保英治・山口啓介」を開催し、翌年から「芸術と自然」をテーマにした美術家の滞在制作や成果発表の展覧会や市民参加のワークショップ等を毎年続けてきました。敷地内には、アーティスト・イン・レジデンスを目的として設置したアトリエ棟があり、多くの作家がここを拠点に滞在制作を行いました。
当館は森の中に立つ総合博物館です。招聘した作家の周囲の森での展示、生息する植物を素材にした作品制作やワークショップを考え出しました。また、考古・歴史・自然・民俗など、美術以外の分野も対象とする当館の性質を生かして、他分野の学芸員が関わりつつ作家独自の視点から多様な資料を提示する試みなども行いました。作家たちはそれぞれの視点から美濃加茂の自然や風土、歴史に向き合い、ここでしかできない様々な展開を見せてくれました。
2025年、当館は25周年を迎えます。そこで開館から昨年度までの現代美術レジデンスプログラムの歩みを振り返ります。収蔵している参加作家の作品を展示し、各年度に行ったワークショップや制作・展示の様子を振り返るパネル展を開催いたします。

主催者

美濃加茂市+アートボランティア

休催日

月曜日(ただし祝日の場合は開館し、直後の平日休館)
2月25日(火)、3月3日(月)、3月10日(月)、3月17日(月)

開催時間

午前9時 ～ 午後5時

ただし3月20日(木・祝)は午後8時まで開館

観覧料

無料

展覧会ホームページ

http://www.forest.minokamo.gifu.jp/tenrankai/2024/2024_10.cfm

ミュージアムトーク
展覧会の担当学芸員が展示室をご案内いたします。
日時 2025年2月24日(月) 午前10時～11時
会場 みのかも文化の森/美濃加茂市民ミュージアム(企画展示室)
参加料 無料
申込方法 事前申し込みは不要です。直接会場までお越しください。

大北利根子ワークショップ「シルエットを文化の森に」
事前申し込み　2025年2月4日(火)～2月24日(月)
2001年度に招聘した大北利根子は、グラスファイバーなどの素材を使って白い浮遊感のある立体を制作する作家です。今回は白い紙で文化の森の壁に大きな絵を作ります。自分の体を型に切り抜いて作った影・シルエットを楽しく遊ばせてみましょう。
日時 2025年3月2日(日) 午後1時～4時
会場 みのかも文化の森/美濃加茂市民ミュージアム(エントランスホール)
定員 10組(1組5人まで)
参加料 無料
申込方法 事前申し込み(2025年2月4日(火)～2月24日(月))
※先着順となります。
WEBからのお申し込み
専用サイト https://logoform.jp/form/XQZW/872131

阿曽藍人アトリエ見学
事前申し込み 2025年2月4日(火)～2月24日(月)
2021年度に招聘した阿曽藍人は美濃加茂市蜂屋町内にアトリエを構え、制作発表を展開している陶芸の作家です。成型や焼成など作品の制作の様子を見ながら、作家の制作を追体験しましょう。
日時 2025年3月9日(日) 午後1時～3時30分
集合場所 みのかも文化の森/美濃加茂市民ミュージアム(企画展示室)
定員 10名
参加料 無料
申込方法 事前申し込み(2025年2月4日(火)～2月24日(月))
※先着順となります。
WEBからのお申し込み
専用サイト https://logoform.jp/form/XQZW/872253

ナイトミュージアム
美濃加茂彫刻シンポジウムに参加して「にしみまど」を敷地内に設置した小島久弥を2007年度に招聘しました。この時に「にしみまど」を使って撮影した映像を緑のホールで上映します。真西に向かい立つこの彫刻は春分の日と秋分の日、日没の光に照らされます。開館時間を20:00まで延長しますので、彫刻の森と展示室とを併せて御覧ください。
日時 2025年3月20日(木・祝) 午後5時～8時
集合場所 みのかも文化の森/美濃加茂市民ミュージアム(エントランス)
参加料 無料
申込方法 事前申し込みは不要です。直接会場までお越しください。

美濃加茂市民ミュージアム ミノカモシミンミュージアム

Minokamo City Museum

会場住所

〒505-0004
美濃加茂市蜂屋町上蜂屋3299-1

ホームページ

http://www.forest.minokamo.gifu.jp/