ID:78996
収蔵作品展
会場
フジヤマミュージアム
FUJIYAMA MUSEUM
会期
2024年12月20日~2025年3月9日
展覧会概要
収蔵作品展 シュウゾウサクヒンテン
冠雪の富士山 ~初冠雪から新緑まで~
富士山は季節や時刻により様々に変化した表情を見せてくれます。
残雪と新緑の取り合わせ、花々との競演、朝焼けや夕焼けに染まりゆく姿…。一年を通じていろいろな魅力ある姿で私達を惹きつけます。中でも雪を冠したその姿は富士山の象徴として多くの方が思い浮かべるのではないでしょうか。
例年、富士山は短い秋のはじまりとともに初冠雪を迎えますが、雪が山肌に定着するまでにはしばらく時間がかかります。山肌の雪は積もったり融けたりを繰り返しながら、秋が深まっていきます。特に2024年の初冠雪は11月7日で、1894年(明治27年)の統計開始以降の130年間で最も遅い記録を更新しました (例年は9月末頃)。
冬の季節は夏と比べて空気が澄んでいて富士山が見える確率が上がるため、寒さと引き換えに雪をかぶった富士山の雄姿を眺めることができます。
ここ数年は積雪が少なく、季節が到来しても《雪化粧の富士》より《薄化粧の富士》が目立つようになりました。とはいえ、何と言っても日本一高い山、富士山です。たった一夜にしてどっさりと雪を被り厳冬の富士の姿を見せる事となるでしょう。富士山は変幻自在に冬を過ごしていきます。
このコーナーでは、初冠雪から冬を迎える富士、完全に雪に覆われた厳寒の富士、雪融けが始まり花とコラボする富士、そして新緑に染まる富士までの11点を展示しました。季節折々の富士山の移り変わる姿をお楽しみください。
会場情報
フジヤマミュージアム フジヤマミュージアム
FUJIYAMA MUSEUM
- 会場住所
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〒403-0017
富士吉田市新西原5-6-1 - ホームページ
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https://www.fujiyama-museum.com/
登録日:2025年3月11日