ID:77905
【特別展】
富本銭特別展示
天武天皇と〈飛鳥・藤原〉の文化
会場
奈良県立万葉文化館 日本画展示室
Nara Prefecture Complex of Man'yo Culture
会期
2024年10.19(土)~12.8(日)
展覧会概要
【特別展】
富本銭特別展示 天武天皇と〈飛鳥・藤原〉の文化 テンムテンノウト〈アスカ・フジワラ〉ノブンカ
万葉文化館は飛鳥時代に金属、ガラス、玉製品などを生産した「飛鳥池工房遺跡」の場所に建っています。1998年の調査では「富本銭」と呼ばれる銅銭が大量に出土し、それまで最古とされた「和同開珎」(708年初鋳)に先行する天武天皇時代の貨幣であることがわかりました。当館では特別展示室を設けて様々な出土品の複製を展示してきました。
さて、2024年10月、久々に実物の富本銭が生産工房の地(万葉文化館)に帰ってきます。当館ではこれに合わせて、7世紀後半、天武天皇から持統天皇へと継承された〈飛鳥・藤原〉の文化を紹介する展覧会を開催します。この時期の日本は大陸の制度を積極的に採り入れ、中央集権国家としての体制を整えていきました。文化面においても中国や朝鮮半島から新しい情報が伝わり、官立の仏教寺院が造られ、中国の条坊制を採用した都城「藤原京」が誕生しました。『万葉集』にもこの時代の人々の歌が残っています。本展覧会では富本銭の特別展示とともに、天武天皇と関わりのある吉野や明日香地域に残る遺品や伝承、藤原京跡の出土品、万葉歌や近代の「万葉日本画」もあわせて紹介し、飛鳥時代の人々に思いを馳せる機会にしたいと思います。
- 協賛・協力等
- 【特別協力】独立行政法人国立文化財機構奈良文化財研究所
【協力】奈良県立橿原考古学研究所、橿原市、明日香村教育委員会
【後援】NHK奈良放送局、奈良テレビ放送株式会社、株式会社奈良新聞社、西日本旅客鉄道株式会社、近畿日本鉄道株式会社、奈良交通株式会社、奈良県教育委員会
【助成】芸術文化振興基金 - 休催日
- 毎週月曜日(祝日の場合、翌平日休館)
- 開催時間
- 10時 ~ 17時30分
- (入館は17時まで)
- 観覧料
- 一般:1200円 (960円) 高校・大学生:500円 (400円) 小・中学生:300円 (240円)
- ※( )内は20名以上の団体割引 その他割引は万葉文化館までお問い合わせください。
- 展覧会ホームページ
- https://www.manyo.jp/event/detail.html?id=516
イベント情報
[講演会 無料・要申込]
関連講演会①
「富本銭と飛鳥池工房」
講師:石橋茂登 氏(奈良文化財研究所飛鳥資料館 学芸室長)
「飛鳥池遺跡と万葉集」
講師:井上さやか(万葉文化館 企画・研究係長)
日時:10月20日(日)14時00分~16時00分(開場13時30分)
定員:150名
場所:万葉文化館 企画展示室
締切:10月11日(金)
※事前申込制(定員を超えた場合は抽選)
関連講演会②
「〈飛鳥・藤原〉と東アジアの仏像」
日時:11月9日(土)14時00分~15時30分(開場13時30分)
講師:石松日奈子(万葉文化館 参与・東京国立博物館客員研究員)
定員:150名
場所:万葉文化館 企画展示室
締切:11月1日(金)
※事前申込制(定員を超えた場合は抽選)
はがきで申込の場合▼ ※お申込はハガキ1通につき1名様のみといたします。
講座名と郵便番号・住所・氏名・電話番号を明記の上、
①10月11日(金)、②11月1日(金)必着で下記応募先に郵送してください。
応募先:〒634-0103 奈良県高市郡明日香村飛鳥10
万葉文化館「富本銭特別展示関連イベント」担当
[ワークショップ 有料・先着順、随時受付]
「富本銭をつくろう」
日時:11月2日(土)10時30分~12時00分/13時30分~15時00分
11月3日(日・祝)10時30分~12時00分/13時30分~15時00分
所要時間:約30分
参加費:300円
場所:万葉文化館 エントランス
[ギャラリートーク 要観覧券・申込不要]
日時:10月20日(日)13時00分~
10月23日(水)15時40分~
11月27日(水)15時40分~
場所:万葉文化館 日本画展示室
会場情報
奈良県立万葉文化館 ナラケンリツマンヨウブンカカン
Nara Prefecture Complex of Man'yo Culture
- 会場住所
-
〒634-0103
高市郡明日香村飛鳥10 - ホームページ
- https://www.manyo.jp
登録日:2024年10月31日