ID:76469

OKADA-ROOM vol.30「画家の住む場所・描く場所」

会場

佐賀県立博物館・美術館 美術館1階 OKADA-ROOM

SAGA PREFECTURAL MUSEUM SAGA PREFECTURAL ART MUSEUM

会期

令和6年(2024年)2月29日(木曜日)~6月16日(日曜日)

展覧会概要

OKADA-ROOM vol.30「画家の住む場所・描く場所」 OKADA-ROOM vol.30「ガカノスムバショ・カクバショ」

佐賀県立美術館は開館以来、明治から昭和初期にかけて活躍した佐賀県出身の日本近代洋画の巨匠岡田三郎助(おかだ・さぶろうすけ、1869~1939)の画業と人物を顕彰してきました。

岡田三郎助は、明治39年(1906年)の末に劇作家の小山内薫の妹で自身も文筆家であった八千代(やちよ)と結婚し、伊達跡(だてあと、現在の東京都渋谷区恵比寿)にアトリエを構えました。やがてアトリエ周辺には多くの芸術家や評論家が居を構え、岡田のアトリエは彼らが日ごと訪れる芸術家村の中核的な場所となっていきます。また、アトリエの内部には、岡田によって集められた多種多様な骨董品や染織品が積み上げられていました。更に、岡田は大正末年頃にアトリエを増設して女子洋画研究所を開き、女性を対象に洋画を教えるようになりました。
このように、岡田にとって、アトリエは作品制作の場であっただけではなく、美しいものを集め、芸術を語り合い、教育を行った場でした。こうしたアトリエの在り方からは、岡田が芸術家としてどのように暮らそうとしていたのか、ひいてはどのような芸術家でありたかったかの一端を垣間見せています。

今回のOKADA-ROOMでは、「画家の住む場所・描く場所」と題し、岡田三郎助のアトリエに関わる作品を展示します。あわせて、岡田のアトリエに残されていた16mmフィルムを再編した動画を御紹介します。

開催時間
9時30分 ~ 18時
毎週月曜日
※月曜日が祝日の場合は翌平日が休館
観覧料
無料
展覧会ホームページ
https://saga-museum.jp/museum/exhibition/limited/2024/02/004402.html

会場情報

佐賀県立博物館・美術館 サガケンリツハクブツカン・ビジュツカン

SAGA PREFECTURAL MUSEUM SAGA PREFECTURAL ART MUSEUM

会場住所
〒840-0041
佐賀市城内1-15-23
ホームページ
https://saga-museum.jp/museum/
更新日:2024年5月8日
登録日:2024年5月8日