ID:74884
GⅢ vol.151
空っぽと詩 武内明子展 KARAPPO TO UTA
会場
熊本市現代美術館 ギャラリーⅢ+井手宣通記念ギャラリー
CONTEMPORARY ART MUSEUM KUMAMOTO
会期
2023 08.03(THU)→10.09(MON)
展覧会概要
GⅢ vol.151 空っぽと詩 武内明子展 カラッポトウタ タケウチアキコテン
KARAPPO TO UTA
熊本市出身で、東京や各地での活動を経て、2020年に熊本県上天草市に居を定めた画家・武内明子。
不知火海を望むのどかなまちで、豊かな自然に包まれながら、日常をみずみずしい色と形で描き出しています。本展は、天草で暮らし始めた武内の新作・近作を発表します。
武内が作品を生み出すときに大切なふたつのこと、それがタイトルにある「空っぽ」と「詩」です。「空(から/くう)」であることとは、さまざまな可能性を呼び込むこと。空である身体は、自らを超えて新しい世界と出会うための扉を開くことができます。描出した色や形、そしてタイトルなど空から生み出されたものが「詩」です。武内は「Y字路のように、一方から絵がやってきて、もう一方から言葉がやってきて、出会った時に一つの道になって完成に向かっていく」と語っています。自らを空っぽの器にして、とりまく風景や支持体にも身をゆだね、対話するように絵筆を動かしていると、空から鳥が舞い降りてそっと枝にとまるように言葉がやってくる。すると、絵と言葉は手を取り合って完成に向かっていくのです。武内の「空」と「詩」の伸びやかな出会いが、作品と出会った人に柔らかな連鎖をもたらすことを願っています。
- 主催者
- 熊本市現代美術館[熊本市、公益財団法人熊本市美術文化振興財団]
- 休催日
- 火曜日
- 開催時間
- 10:00 ~ 20:00
- 観覧料
- [入場無料]
イベント情報
武内明子 アーティストトーク
空っぽになって絵を描くこととは?
武内の創作についてそっと触れるトーク。
2023年8月13日(日)14:00-15:00
会場:熊本市現代美術館アートラボマーケット
定員:25名[参加無料](予約不要)
「空の詩-わたしとあなたとまんなかの色-」
絵の具の箱には入っていない色を作りながら、色のことをじっくり考えます。
2023年9月17日(日)13:30-15:30
会場:熊本市現代美術館アートラボマーケット
定員:10名[中学生以上 参加無料](要申込み)
申込方法:お名前、電話番号、年代をお知らせください。
電話:096-278-7500
メール:gamadas@camk.or.jp
会場情報
熊本市現代美術館 クマモトシゲンダイビジュツカン
CONTEMPORARY ART MUSEUM KUMAMOTO
- 会場住所
-
〒860-0845
熊本市中央区上通町2-3 - ホームページ
- https://www.camk.jp/
登録日:2023年10月25日