ID:73588
富山新聞創刊100年記念
「前衛」写真の精神:なんでもないものの変容 The Spirit of Avan + -Garde Photography :Transforming “Nothing Much”
瀧口修造・阿部展也・大辻清司・牛腸茂雄
TAKIGUCHI Shuzo, ABE Nobuya, OTSUJI Kiyoji, GOCHO Shigeo
会場
富山県美術館 展示室2、3、4
Toyama Prefectural Museum of Art & Design
会期
2023年6/3(土)~7/17(月・祝)
前期:6月27日(火)まで 後期6月29日(木)から
前期:6月27日(火)まで 後期6月29日(木)から
*都合により出品作品、出品期間が変更になる場合があります。
○記載内容は都合により変更する場合があります。
当館ホームページ、SNS等をご確認のうえ、ご来館されることをお勧めいたします。
展覧会概要
富山新聞創刊100年記念 「前衛」写真の精神:なんでもないものの変容 「ゼンエイ」シャシンノセイシン:ナンデモナイモノノヘンヨウ 瀧口修造・阿部展也・大辻清司・牛腸茂雄
The Spirit of Avan + -Garde Photography :Transforming “Nothing Much” TAKIGUCHI Shuzo, ABE Nobuya, OTSUJI Kiyoji, GOCHO Shigeo
日本の写真史において前衛写真は、シュルレアリスムと抽象主義の影響を受けて1930年代に台頭しました。1938年には「前衛写真協会」が結成され、その中心人物の瀧口修造(たきぐち しゅうぞう)は、写真の本質である記録性を重視し、技巧に走りつつあった当時の傾向に警鐘を鳴らし、超現実主義は「日常現実のふかい襞(ひだ)のかげに秘(ひそ)んでいる美を見出すこと」であると主張しました。一緒に協会を立ち上げた阿部展也(あべ のぶや)は、瀧口に共鳴し、オブジェや風景の写真を発表しました。2人の影響を強く受けた大辻清司(おおつじ きよじ)は、「なんでもない写真」と題したシリーズを手掛けます。大辻の愛弟子の牛腸茂雄(ごちょう しげお)は、技巧に凝らず日常を誇張なしに撮影した「コンポラ写真」の代表的な一人として注目されました。本展は、1930年代の前衛写真から1980年代への展開のなかに連綿と流れてきた瀧口の思想の様相を、4人の作品や資料を中心に、ウジェーヌ・アジェ、マン・レイなど関連作家の作品を加えて紹介します。
- 主催者
- 富山県美術館、富山新聞社、北國新聞社、チューリップテレビ
- 協賛・協力等
- [特別協力]武蔵野美術大学 美術館・図書館
[企画協力]株式会社アートインプレッション
[協賛]塩谷建設、トヨタモビリティ富山(五十音順) - 休催日
- 毎週水曜日
- 開催時間
- 9:30 ~ 18:00
- (入館は17:30まで)
- 観覧料
- 一般¥900(700) 大学生¥450(350) 高校生以下無料 一般前売り¥700
- ※( )内は20名以上の団体料金
※企画展入場当日に限りコレクション展もご覧いただけます。
※各種手帳をお持ちの障がい者の方および付添者1名の観覧は無料
※学校観覧、社会教育活動としての児童・生徒の引率者は無料
※「リピーター割」、「クマ割」などの各種割引、オンラインチケット販売を実施中。詳細については、ホームページをご覧ください。
前売り券販売所(2023年6月2日まで販売)
富山県美術館、富山県水墨美術館、アーツナビ、e-tix - 展示替え情報
- 前期・後期で展示替えがあります。
- 展覧会ホームページ
- https://tad-toyama.jp/exhibition-event/16859
イベント情報
会期中のイベントの詳細は、当館ホームページやSNSでお知らせします。
会場情報
富山県美術館 トヤマケンビジュツカン
Toyama Prefectural Museum of Art & Design
- 会場住所
-
〒930-0806
富山市木場町3-20 - ホームページ
- https://tad-toyama.jp/
登録日:2023年5月24日