ID:72483
第11回円空大賞展
共鳴-継承と創造-
会場
岐阜県美術館
THE MUSEUM OF FINE ARTS,GIFU
会期
2023 1/20[金]→3/5[日]
・感染症拡大防止対策のため、会期及び関連催物を変更・中止する場合があります。・ご来館の際は当館ウェブサイトにて最新情報をご確認ください。
展覧会概要
第11回円空大賞展 ダイ11カイエンクウタイショウテン 共鳴-継承と創造-
円空は、江戸時代に美濃国で生まれ、修行僧として全国を行脚しながら生涯に12万体もの神仏像を彫り続けたと伝えられています。岐阜県では、「円空の独創性や慈愛の精神」を注目すべき本県の個性と捉え、平成11年度より土着の伝統に根ざしながら独創的な芸術を創造している芸術家を「円空大賞」として顕彰しています。21世紀の円空ともいうべき受賞作家たちの作品が一堂に会する本展は、優れた現代美術展として高い評価をいただいています。
第11回円空大賞展では、円空の生き方を感じさせる5人の現代作家が選ばれました。
天然繊維や合成繊維に限らず、和紙、生分解性プラスチックなど様々な素材に注目し、全国各地の職工、染色職人と協力しながらテキスタイルデザインの可能性を追求し続ける須藤玲子(円空大賞)。風倒木や立ち枯れ木を素材とし、それを育てた自然の中で、土地の人々と関りながら滞在制作をし、作品に新たな命を吹き込むDavid Nash。粘土という素材の持つ可塑性とその焼成によって表現される形態の変化に、伝統的な器ではなく、造形的な美を追求する中島晴美。一貫して「人間とは何か」というテーマを追求し、自分自身と向き合う人間の姿を、自身が確立した楠の木彫に大理石の玉眼を埋め込むというスタイルで、表現し続ける舟越桂。「陶」を用いて、氾濫する情報や大量消費商品がゴミに変わっていく現代社会の不安感や恐怖感を訴えるとともに、溶融スラグを素材とし、環境問題にも関心を深める三島喜美代。(以上、円空賞)。
第11回円空大賞展では、岐阜県羽島市の円空仏7体と受賞者の作品が響き合う会場構成を試みます。円空の生き方、願い続けたもの、そして、受賞者が継承し創造したものが美しく共鳴する本展に是非ご期待ください。
- 主催者
- 岐阜県、岐阜県美術館
- 協賛・協力等
- 後援=円空連合、朝日新聞社、NHK岐阜放送局、岐阜新聞社 岐阜放送、(株)共同通信社、シーシーエヌ株式会社、CBCテレビ、時事通信社岐阜支局、中京テレビ放送(株)、中日新聞社、中部経済新聞社、東海テレビ放送、日刊工業新聞社名古屋支社、日本経済新聞社名古屋支社、毎日新聞岐阜支局、メ~テレ、読売新聞社
- 休催日
- 月曜日
- 開催時間
- 10:00 ~ 18:00
- (入場は17:30まで)、1月20日(金)は授賞式・開場式のため14:30一般開場
夜間開館日=1月20日(金)、2月17日(金)は20:00まで開館(入場は19:30まで) - 観覧料
- 一般 800円(700円)/大学生 600円(500円)/高校生以下無料
- ( )内は20名以上の団体料金 ※身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳、難病に関する医療費受給者証の交付を受けている方およびその付添の方(1名まで)は観覧無料
- 展覧会ホームページ
- https://kenbi.pref.gifu.lg.jp/events/11th-enku/
イベント情報
内容・申込方法等詳細につきましては、岐阜県美術館ウェブサイトにて随時お知らせしていきます。
須藤玲子 ワークショップ
「つぎつぎ布ワークショップ」
2月18日(土)13:00-14:30
会場:多目的ホール
要事前申込み(先着20名)
無料
中島晴美 ワークショップ
「水玉模様のお皿を作ろう」
2月11日(土・祝)13:00-15:00
会場:多目的ホール
要事前申込み(先着20名)
無料
作品鑑賞会
2月11日(土・祝)10:30-11:30(中島晴美による解説)
2月17日(金)18:30-19:30
(夜間開館日、展覧会担当者による解説)
2月18日(土)10:30-11:30(須藤玲子による解説)
会場:展示室3(展示会場)
事前申込み不要、「円空大賞展」観覧券が必要
ナンヤローネ アートツアー
1月22日(日)14:00-15:30
受付:13:30-13:55
会場:展示室3(展示会場)
要事前申込み(先着12名)
「円空大賞展」観覧券が必要
会場情報
岐阜県美術館 ギフケンビジュツカン
THE MUSEUM OF FINE ARTS,GIFU
- 会場住所
-
〒500-8368
岐阜市宇佐4-1-22 - ホームページ
- https://www.kenbi.pref.gifu.lg.jp/
登録日:2023年1月18日