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白幡進 回顧展

「内なる月山」を描きつづけた画人の軌跡

会場

致道博物館

Chido Museum

会期

2021年6月9日(水)~7月19日(月)

展覧会概要

白幡進 回顧展 シラハタススム カイコテン 「内なる月山」を描きつづけた画人の軌跡

絵を描くとき 私のこころはひとりでに
東の方を向いてしまうのです 子供の頃から そうでした
東の方には 大きな鳥居があり 巨岩があり 即身仏があります
揺らぐことのない 自然と人間の一体感があります
それ は私の 内なる月山 であり 男と女 生と死 という現実の
生命と重なっているのです
この 原初的な生命感のようなものを表現したい というのが
私の願いです
2009年3月「ギャラリーまつ」での個展あいさつ文より

庄内の自然を愛し、人間を愛し、絵を描くことを愛してやまなかった、ひとりの画人・白幡進(1934-2018)氏の、画業の軌跡を辿る大回顧展。
本展は、内包する精神世界を描いた晩年のテーマ「人間の生と死」のほか、高校時代の自画像や青年期に制作した静物・風景・裸婦、教員時代に描いた身近な人々や家族などを一堂に紹介します。
第一会場(美術展覧会場)では、代表作「悠久」「新生」ほか、大作の油彩作品を中心に約30点を展観。また、学校買い上げとなった卒業制作「風景」(金沢美術工芸大学所蔵)や、鶴岡南高等学校所蔵の「老人」などを特別展示いたします。
第二会場(重要文化財旧鶴岡警察署庁舎内)では、学生時代のデッサンや油彩画、習作、同窓会報「鶴翔」表紙原画などを公開します。

主催者
公益財団法人致道博物館、白幡進回顧展実行委員会
協賛・協力等
共催:山形県、(公財)山形県生涯学習文化財団、鶴岡市教育委員会
休催日
会期中無休
開催時間
9:00 ~ 17:00
観覧料
一般800円、高大生400円、小中生300円(常設展含む)
展覧会ホームページ
https://www.chido.jp/%e7%99%bd%e5%b9%a1%e9%80%b2%e3%80%80%e5%9b%9e%e9%a1%a7%e5%b1%95%e3%80%80%e3%80%8c%e5%86%85%e3%81%aa%e3%82%8b%e6%9c%88%e5%b1%b1%e3%80%8d%e3%82%92%e6%8f%8f%e3%81%8d%e3%81%a4%e3%81%a5%e3%81%91%e3%81%9f/

イベント情報

申込不要、直接会場へ

◆対談形式によるギャラリー・トーク「画人と作品」
櫻井德喜 氏(元中学校校長/大学時代後輩)
齋藤 拓氏(高校教員/高校時代の教え子)
日時:6月12日(土)午後2時より(約1時間)

◆芸術談義「江川満の、白幡芸術を勝手に解釈」
江川 満 氏(陶芸家/大学同窓)
日時:6月19日(土)午後2時より(約1時間)

会場情報

致道博物館 チドウハクブツカン

Chido Museum

会場住所
〒997-0036
鶴岡市家中新町10-18
ホームページ
https://www.chido.jp/
更新日:2021年7月14日
登録日:2021年7月14日