ID:67253
電線絵画展
小林清親から山口晃まで
富士には電信柱もよく似合ふ。
会場
練馬区立美術館
NERIMA ART MUSEUM
会期
2021年2月28日(日)~4月18日(日)
※展覧会および関連イベントの最新情報、ご来館にあたっての注意事項等につきましては、当館のホームページをご確認ください。
展覧会概要
電線絵画展 デンセンカイガテン 小林清親から山口晃まで
街に縦横無尽に走る電線は美的景観を損ねるものと忌み嫌われ、誰しもが地中化されスッキリと見通しのよい青空広がる街並みに憧れを抱くことは否めません。しかし、そうした雑然感は私たちにとっては幼いころから慣れ親しんだ故郷や都市の飾らない、そのままの風景であり、ノスタルジーと共に刻み込まれている景観でありましょう。
この展覧会は明治初期から現代に至るまでの電線、電柱が果たした役割と各時代ごとに絵画化された作品の意図を検証し、読み解いていこうとするものです。
文明開化の誇り高き象徴である電信柱を堂々、画面中央に据える小林清親、東京が拡大していく証として電柱を描いた岸田劉生、モダン都市のシンボルとしてキャンバスに架線を走らせる小絲源太郎、電線と架線の交差に幻想を見出した“ミスター電線風景”朝井閑右衛門。一方で、日本古来よりの陶磁器産業から生まれた碍子(がいし)には造形美を発見することができます。
電線、電柱を通して、近代都市・東京を新たな視点で見つめなおします。
- 主催者
- 練馬区立美術館(公益財団法人練馬区文化振興協会)
- 協賛・協力等
- 出品協力―東京国立近代美術館
- 休催日
- 月曜日
- 開催時間
- 10時 ~ 18時
- *入館は17時30分まで
- 観覧料
- 一般1,000円、高校・大学生および65~74歳800円、中学生以下および75歳以上無料
- *一般以外の方(無料、割引対象者)は年齢等の確認できるものを受付にてご提示ください。
*障害者手帳等をご提示の方(介添者1名まで)は、一般500円、高校・大学生400円 - 展示替え情報
- *会期中展示替えがあります。
イベント情報
1.担当学芸員によるスライドトーク
日時=3月20日(土・祝)A11:00~ B15:00~
3月27日(土)C11:00~ D15:00~
各回20分程度
内容=担当学芸員が展覧会の見どころを、スライドを使って解説します。
会場=当館1F視聴覚室
定員=各回20名(要事前申込・抽選)
費用=無料 ※参加には当日の観覧券が必要です。
[申込締切]3月5日(金)必着
2.鑑賞プログラム「トコトコ美術館Vol.34」
テーマ=「せん」
日時=3月13日(土)A10:30~12:00 B14:00~15:30
3月14日(日)C10:30~12:00 D14:00~15:30
会場=当館創作室
講師=当館学芸員
定員=3~6歳の未就学児+保護者・各回5組(要事前申込・抽選)
費用=無料 ※参加には当日の観覧券が必要です。
[申込締切]2月26日(金)必着
3.ワークショップ「新電線風景画」
―名画に電柱電線を描きこもう―
日時=3月28日(日)A10:30~12:30 B14:00~16:00
会場=当館創作室
講師=当館学芸員
定員=小学生以上・各回10名(要事前申込・抽選)
費用=300円(材料費) ※参加には当日の観覧券が必要です。
[申込締切]3月12日(金)必着
申込み方法
①1.3.は、イベント名(1.A~D、3.はA~Bの別も)②住所③氏名(ふりがな)④年齢(学年)⑤電話番号を記入の上、往復ハガキ(〒176-0021練馬区貫井1-36-16)またはEメール(event-museum@neribun.or.jp)にて練馬区立美術館へ。Eメールのタイトルは、「(希望イベント)申込」〈例「〇月〇日スライドトーク」申込〉と記載すること。
2.は往復ハガキ又は練馬区立美術館ホームページ(https://www.neribun.or.jp/museum/)の各イベントページ情報より申込フォームで練馬区立美術館へ。
※1.3.は1通のハガキ・Eメールで2名まで。2.は1組(子ども1~2名+保護者1名まで)応募可(連名で記入)。
※1つのイベントにつき、1通のハガキ・Eメールで申込のこと。まとめての応募は不可。
会場情報
練馬区立美術館 ネリマクリツビジュツカン
NERIMA ART MUSEUM
- 会場住所
-
〒176-0021
練馬区貫井1-36-16 - ホームページ
- https://www.neribun.or.jp/museum.html
登録日:2021年4月21日