ID:67035
綴じられた時間の物語
ムットーニのからくり文学館
会場
世田谷文学館
SETAGAYA LITERARY MUSEUM
会期
2020.7.7[火]―2021.3.31[水]
ご入場方法 ※お電話でのご予約はお受けしておりません。
本展は新型コロナウイルス感染拡大防止のため、会場内人数を制限させていただきます。当面の間、ご入場には事前の日時予約が必要となります。
当館公式HP(https://www.setabun.or.jp)からご予約下さい。
※日時をご予約のうえ、チケットはご来館当日に受付でご購入ください。
※観覧無料対象の方(招待券をお持ちの方、土日祝日・2020年7月21日~8月31日の中学・小学生、等)についても、入室人数把握のため上記より日時のご予約をお願いいたします。 ※ご来館前日までにご予約ください。 ※未就学児はご予約の必要はありません。
※ご予約の日付・時間帯変更はできません。 ※上演作品の観覧は時間帯ごとの入替制となります。
※当館で同時に開催する他の展覧会は予約・購入ウェブサイトが異なりますのでご注意下さい。
※入場方法が変更となる際は、当館公式HP等で改めてお知らせします。
展覧会概要
綴じられた時間の物語 ムットーニのからくり文学館 ムットーニノカラクリブンガクカン
自動からくり人形作家「ムットーニ」こと武藤政彦(1956-)。人形と装置の多様な動きに合わせ、音楽、光、ムットーニ氏本人による朗読が織りなす世界観によって表現されるその作品は、他に類のない総合芸術作品として多くの人々を魅了しています。当館では1995年の開館に合わせ、世田谷にゆかりをもつ文学作品をモチーフとした3作品を収蔵して以来、現在では10点のムットーニ作品を所蔵し、当館の特色あるコレクションのひとつとなっています。からくり箱のなかで人形たちが一回りする円環構造によって成り立つムットーニ作品は、どこか物悲しく、その「永遠の一幕劇」がもたらす余韻に心打たれることでしょう。
本展ではムットーニのからくり上演と合わせて、世田谷の下北沢を舞台とした萩原朔太郎の『猫町』や、田園風景の広がる砧から宇宙へと向かう海野十三の『月世界探検記』のほか、芥川龍之介の自筆原稿など、ムットーニ作品のイメージの源泉となった多彩な文学者たちの資料をあわせてご紹介いたします。また、今回は萩原朔太郎の「漂泊者の歌」にインスパイアされた作品《シグナル・メモリー》(2018年、個人蔵)を特別出展いたします。年齢や国籍を越え、視覚や聴覚からも、存分に文学の世界へと誘うムットーニ作品は、まさに「体験する文学」と言えるでしょう。からくり箱が見せる一幕の物語“ムットーニの魔法”を、どうぞお楽しみください。
2020年 世田谷文学館
- 主催者
- (公財)せたがや文化財団・世田谷文学館
- 協賛・協力等
- 後援=世田谷区、世田谷区教育委員会
- 休催日
- 毎週月曜日(月曜が休日の場合は開館し、翌平日休館) 年末年始休館(2020年12月21日~2021年1月4日)
- 開催時間
- 10:00 ~ 18:00
- (展覧会入場は17:30まで)
- 観覧料
- (コレクション展)一般 ¥200 | 大学・高校生 ¥150 | 小・中学生、65歳以上・障害者手帳をお持ちの方 ¥100
- *中学・小学生は土日祝、夏休み期間(2020年7月21日~8月31日)は入場無料です。
イベント情報
上演スケジュール 2020.7.7―2021.3.31
10:30~/12:00~/13:30~/15:00~/16:30~
(上演作品)全上演時間 約80分 *上演時間と作品は変更する場合がございます。
「スピリット・オブ・ソング」(約5分)
「眠り」(約6分)
「漂流者」(約7分)
「アローン・ランデブー」(約4分)
約8分 インターバル
「猫町」(約6分)
「月世界探検記」(約6分)
「山月記」(約6分)
約10分 インターバル
「アトラスの回想」(約5分)
「題のない歌」(約6分)
「蜘蛛の糸」(約7分)
「シグナル・メモリー」(約5分)
会場情報
世田谷文学館 セタガヤブンガクカン
SETAGAYA LITERARY MUSEUM
- 会場住所
-
〒157-0062
世田谷区南烏山1-10-10 - ホームページ
- https://www.setabun.or.jp/
登録日:2021年4月7日