ID:63219

民俗資料室ギャラリー展示27

Folk Art Gallery Exhibition 27

くらしの中の布 Textiles in Everyday Life

まとう つつむ たたむ

Wearing Wrapping Folding

会場

武蔵野美術大学 13号館2階 民俗資料室ギャラリー

Musashino Art University Museum & Library

会期

2019年11月25日(月)-12月21日(土)

展覧会概要

民俗資料室ギャラリー展示27 くらしの中の布 クラシノナカノヌノ まとう つつむ たたむ

Folk Art Gallery Exhibition 27 Textiles in Everyday Life Wearing Wrapping Folding

民俗資料室は、全国各地から収集した多種多様な布製品を数多く所蔵しております。本展では、布の「まとう」「つつむ」「たたむ」といった機能に着目し、現在のデザインにつながる模様にも触れながら、50点以上の資料を通して、昔の人々の知恵や工夫などを紹介します。
布は衣服や風呂敷などに用いられ、不要な時はたたんで収納することができる便利な道具として、私たちのくらしの中で活用されてきました。また、形を変えながら再利用されていくのも布の特徴の一つです。昔の人々は一枚の布を長く大切に使用してきました。例えば一着の着物は、手拭い、端切れとして用いられ、最後はボロ(襤褸)となり、ものを最大限に活かす工夫がみられます。その一方で、今日ではボロを貼り合わせて作られた布製品は、無名の人々が手がけた一つの工芸品としても着目されています。
今回展示する「袋」は、不要になった色や柄の異なる様々なボロ布を貼り合わせて作られています。また「消防用の防火頭巾」は、綿布を重ね合わせて一面に細かく刺し縫いした刺子です。そして、大漁を祝って作られた着物である「マイワイギ(万祝着)」には、鶴をはじめとした縁起物が多く描かれています。このほか、糸を紡ぐための糸車、布を織るための機織り機など、布の製作工程やその変遷についても紹介します。
本展は、これらの布製品を通して、昔から受け継がれてきた伝統や技術を再発見する機会となるでしょう。

主催者
武蔵野美術大学 美術館・図書館
休催日
日曜休館
開催時間
10:00 ~ 17:00
展覧会ホームページ
https://mauml.musabi.ac.jp/folkart/events/633/

会場情報

武蔵野美術大学 ムサシノビジュツダイガク ビジュツカン・トショカン

Musashino Art University Museum & Library

会場住所
〒187-8505
小平市小川町1-736
ホームページ
https://mauml.musabi.ac.jp/museum/
更新日:2019年11月27日
登録日:2019年11月27日