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常設展

1960-70年代のポスター ―アングラ演劇を中心に―

会場

刈谷市美術館 特別展示室

KARIYA CITY ART MUSEUM

会期

令和2年1月7日(火曜)から令和2年2月23日(日曜)

展覧会概要

常設展 1960-70年代のポスター ―アングラ演劇を中心に― 1960-70ネンダイノポスター ―アングラエンゲキヲチュウシンニ―

刈谷市美術館では、絵本や雑誌などのイラストレーションの企画展をたびたび開催するとともに、こうした作品の収集を積極的に行ない、特徴的なコレクションの形成を図っています。当館が所蔵するポスターコレクションは、名古屋出身のイラストレーター・宇野亞喜良の企画展の開催(2010年)を機に始まりました。以来、宇野と同世代の作家が手がけた現代演劇のポスターを中心に拡充に努めるようになり、現在、約150点のまとまったコレクションとなっています。

そこで今回の常設展では、こうしたポスターコレクションの中から、1960年代から70年に焦点をあて、演劇、舞踏、美術、漫画、音楽、商品広告といった多様なジャンルのポスターを集めてご紹介します。なかでも、この時代の演劇ポスターは、気鋭のデザイナーやイラストレーター、漫画家、前衛美術家たちが手がけた斬新なものばかりで、異彩を放っています。当時の演劇界は、社会秩序や文化の変革を求める反体制的な風潮のもと、従来の演劇の概念を覆していく小劇場運動が活発化し、唐十郎の「劇団状況劇場」や寺山修司の「演劇実験室◎天井棧敷」など、アングラ演劇(アンダーグラウンド演劇)と呼ばれる前衛劇が若者たちの支持を集めました。これらの演劇のポスターは、単なる広告を超え、過激な活動のシンボルとなり、また、ポスターの制作者たちにとっては、自由な表現が存分に行える舞台となったのです。

本展では、1960年代から70年代を彩る約35点のポスターや関連資料の展観を通し、その多様な表現の魅力に迫るとともに、アングラ、サイケデリック、カウンターカルチャーなど、奇抜で刺激的な文化芸術が花開いた時代の熱気を振り返ります。

休催日
月曜日、1月14日(火曜)、2月12日(水曜)
開催時間
午前9時 ~ 午後5時
(入館は午後4時30分まで)
観覧料
無料
展覧会ホームページ
https://www.city.kariya.lg.jp/museum/exhibition/schedule/H30zyousetsu3.html

会場情報

刈谷市美術館 カリヤシビジュツカン

KARIYA CITY ART MUSEUM

会場住所
〒448-0852
刈谷市住吉町4-5
ホームページ
https://www.city.kariya.lg.jp/museum/
更新日:2020年1月15日
登録日:2019年10月16日