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斎藤真一放浪記展

初めて描いた作品から、さすらい、瞽女(ごぜ)、吉原の遊女、そして絶作の街角まで

会場

出羽桜美術館

DEWAZAKURA MUSEUM OF ART

会期

2019年5月24日(金)~8月25日(日)

展覧会概要

斎藤真一放浪記展 サイトウシンイチホウロウキテン

放浪の旅人になる
禅語に「處々全真」(しょしょぜんしん)という言葉がある。到る処のものすべてが真実であると訳してよい。春には春の良さがあり、夏には夏の良さがあり、秋には秋の趣があり、冬には冬の無彩色のような味があるのだ。
私が敢えて放浪の旅人になりたいのは、自分流のエゴの物の考え方をもっと高度な視線に置きたいためなのである。柿はつやつやとして柿色である。茄子の紫になろうとも、胡瓜になろうともけっして思っていない。
胡瓜もきっとそう思っている。柿をうらやましいと思っていないのだ。
ところが人間だけが誰々さんみたいになろうと絶えず化身しようと努力する。個性ということを頭の中で考えて作ろうとする。捨てることである、ということが気付かないのだ。別の角度から自分を見るチャンスが持てる放浪の旅に出かけることなのだ。 斎藤真一

協賛・協力等
協賛:出羽桜酒造株式会社・ギャラリー朱雀院
休催日
月曜日(祝祭日の場合は翌日)
開催時間
9:30 ~ 17:00
(入館は16:30まで)
観覧料
一般500円/高大生300円/小中生200円
展覧会ホームページ
http://www.dewazakura.co.jp/museum/museum2019-2.html

会場情報

出羽桜美術館 デワザクラビジュツカン

DEWAZAKURA MUSEUM OF ART

会場住所
〒994-0044
天童市一日町1-4-1
ホームページ
https://www.dewazakura.co.jp/museum/
更新日:2019年6月19日
登録日:2019年6月19日