有元利夫展

有元利夫展 アリモトトシオテン TOSIO ARIMOTO

その古典絵画のような風合いと静謐な画面構成で人気を博しながらも、1985年2月24日、38歳という若さでこの世を去った画家・有元利夫(1946年、岡山県―1985年、東京都)。〈花降る日〉や〈厳格なカノン〉など、日本の古画ともある意味共通した、ヨーロッパのフレスコ画を思わせる主題と技法の中に、西洋バロック音楽が聴こえてくるような有元利夫の絵画作品群には、独特のやわらかい光りと静けさが満ちわたっています。彼の作品は今なお多くの人々に感銘を与え続け、現在もその評価は益々高まるばかりです。混迷を極める現代においてこそ、有元利夫が表現した透明な静寂感は、さらにその煌きを増すのかも知れません。本展覧会では、東京・三番町小川美術館および有元容子氏(日本画家)のご協力のもと、有元利夫が残した絵画、素描、版画、立体等、129点の作品を一堂に展示し、短い生涯の中で彼が築き上げた絵画芸術の全貌をご紹介いたします。貴重なこの機会、ぜひご鑑賞くださいませ。

主催者

高知県立美術館、KUTVテレビ高知

休催日

4/28、5/6・12・19・26、6/3・9

観覧料

一般 850(650)円
大学生 550(450)円
高校生以下 無料
※( )内は20名以上の団体料金
※障害者手帳等をお持ちの方と介護者1名は無料

展覧会ホームページ

http://kochi-bunkazaidan.or.jp/~museum/

展覧会問合わせ先

TEL 088-866-8000 / FAX 088-866-8008

高知県立美術館 コウチケンリツビジュツカン

THE MUSEUM OF ART, KOCHI

会場住所

〒781-8123
高知市高須353-2

ホームページ

https://moak.jp/