ID:58237
県政150周年記念事業
ひょうごのやきもの 150年
―技・匠からアート・個性へ―
会場
兵庫陶芸美術館
The Museum of Ceramic Art,Hyogo
会期
2018年6月9日(土)~9月9日(日)
展覧会概要
県政150周年記念事業 ひょうごのやきもの 150年 ヒョウゴノヤキモノ 150ネン ―技・匠からアート・個性へ―
”美術”という概念が西洋からもたらされた明治期、絵画や彫刻などのfine art(純粋美術)に対して、陶芸を含む工芸はapplied art(応用美術)と位置づけられました。この時期、日本で作られた陶磁器は海外でも高く評価されましたが、優れた作品が生み出される土壌は、殖産興業という政府主導の産業政策によるものでした。
その後、大正、昭和へと移行していく中で、個人の造形物として作家性が打ち出された作品が作り出されるようになりました。さらに、第二次世界大戦後、これまで使用を前提としていた陶芸の現場から、用途を持たないやきものが登場します。そのような中で、用と美に関する考察や工芸の立ち位置の検証が批評家、作家双方によって行われてきました。本展では、県政150周年を記念して、古くから窯業の盛んな兵庫で明治から現在までに作られたやきものを、それらを取り巻く一連の時代背景とともに紹介します。明治期の高い技術力を窺わせる輸出陶磁から、伝統を次代に引き継ぐ伝統工芸士、兵庫県の文化賞受賞者や芸術奨励賞受賞者等の作品まで、約110点を通して、兵庫の陶芸の魅力に迫ります。
- 主催者
- 兵庫陶芸美術館、神戸新聞社
- 協賛・協力等
- ■後援/兵庫県、兵庫県教育委員会、篠山市、篠山市教育委員会、丹波市、丹波市教育委員会、公益財団法人兵庫県芸術文化協会、公益財団法人兵庫県国際交流協会
■協力/丹波立杭陶磁器協同組合
■助成/芸術文化振興基金 - 休催日
- 月曜日(ただし、7月16日(月・祝)は開館し、7月17日(火)は休館)
- 開催時間
- 10時 ~ 18時
- (7月~8月の土曜日と日曜日は9時30分~19時)
- 観覧料
- 一般600円(500円)、大学生500円(400円)、高校生以下無料
- ( )内は、特別割引および20名以上の団体割引料金です。
※7月12日(木)~16日(月・祝)の5日間は「県政150周年記念県立美術館博物館無料開放事業」により入館料が無料になります。
※70歳以上の方は半額になります。障害のある方は半額、その介助者1名は無料になります。
※17時以降に観覧される場合には、夜間割引料金になります。(一般300円、大学生250円)
※特別割引券はローソンチケット・ミニストップ(Lコード51373)、ファミリーマート(店内設置のFamiポートより)で9月8日(土)まで販売しています。 - 展覧会ホームページ
- http://www.mcart.jp/exhibition/e3001/
イベント情報
記念講演会
「近代陶芸の150年ー技・匠からアート・個性へ」
日時/7月21日(土) 13:30~15:00
(開場は13:00)
講師/中ノ堂一信氏(京都造形芸術大学 客員教授)
会場/当館研修棟1F セミナー室
※聴講には本展の観覧券(半券可)が必要です
※事前申込制(先着110名)
詳しくはお問い合わせください
子育て世代陶芸ワークショップ
「とびだせ!ふしぎな器」
日時/8月25日(土)13:30~15:30
講師/桝本佳子氏(本展出品作家)
対象/小学生とその保護者
※保護者の参加が必要です。
応募〆切/8月2日(木)16:30必着
※事前申込制
(有料、親子10組まで、応募者多数の場合は抽選)
※詳しくはお問い合わせください
当館学芸員によるギャラリートーク
6月16日(土)、6月30日(土)、7月14日(土)、7月28日(土)、8月11日(土・祝)、8月25日(土)、9月8日(土)
いずれも11:00より (観覧券が必要です)
「夏休み!1日 まるごと こどもの日」
日時/7月22日(日) 10:00~15:30
※詳しくはお問い合わせください
※当日は小さいお子様連れのお客様がいつもより多数ご来館されることが予想されます
予めご了承いただきますようお願い申し上げます
会場情報
兵庫陶芸美術館 ヒョウゴトウゲイビジュツカン
The Museum of Ceramic Art,Hyogo
- 会場住所
-
〒669-2135
篠山市今田町上立杭4 - ホームページ
- https://www.mcart.jp
登録日:2018年7月3日