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廣島晃甫(ひろしまこうほ)回顧展 Kōho Hiroshima
近代日本画のもう一つの可能性
Another possibility ofJapanese-style painting
会場
徳島県立近代美術館
THE TOKUSHIMA MODERN ART MUSEUM
会期
二〇一七年十月二十一日[土]→十二月十日[日]
展覧会概要
廣島晃甫(ひろしまこうほ)回顧展 ヒロシマコウホカイコテン 近代日本画のもう一つの可能性
Kōho Hiroshima Another possibility ofJapanese-style painting
近代の日本画家として目覚ましい活躍を見せた、慶島晃甫(一八八九~一九五一年・徳島市出身)の画業をご紹介する初の回顧展です。東京美術学校(現・東京藝術大学)の卒業制作で、明治末・大正期の個性表現を代表する〈玉乗り〉を制作。また当時画壇の最高の権威とされた帝展(ていてん)(帝国美術院展)では、第一回展の〈青衣(せいい)の女〉、第二回展の〈夕暮れの春〉が連続して特選となり、一躍世の脚光を浴びます。その後もヨーロッパにおもむいて西洋風景を描き、洋画的な日本画に挑戦したほか、身近にある美しい日本の自然も追求しました。創作版画の団体展をはじめて結成するなど、日本の版画史に名を刻んだ画家としても知られています。
この展覧会では、廣島の各時代を代表するおよそ一○○点の作品を展示します。時代に翻弄されながら、新しさと伝統のはざまで、日本画とは何かを考え続けた波乱に富んだ画業からは、近代日本画がもっていたさまざまな可能性と魅力が再発見できるはすです。
- 主催者
- 徳島県立近代美術館
- 協賛・協力等
- 共催:四国放送
後援:徳島新聞社/NHK徳島放送局/エフエム徳島/(公財)徳島県文化振興財団
助成:芸術文化振興基金/第十九回徳島県民文化祭共催事業/beyond2020プログラム - 休催日
- 月曜日
- 開催時間
- 午前九時三〇分 ~ 午後五時
- 観覧料
- 一般六〇〇円[四八〇円]
高・大生四五〇円[三六〇円]
小・中生三〇〇円[二四〇円] - [ ]内は二十名以上の場合。
身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳をご提示いただいた方とその介助をされる方一名は観覧料が無料になります。
六十五歳以上の方で証明できるものをご提示いただいた方は半額になります。
小・中・高生は、土・日・祝日・振替休日の観覧料が無料になります。
特別展の観覧料で所蔵作品展もご覧いただけます。 - 展覧会ホームページ
- http://www.art.tokushima-ec.ed.jp/article/0008602.html
イベント情報
◎展示解説◆★
十月二十二日[日]、十二月三日[日]午後二時~三時
◎手話通訳つき展示解説◆
十月二十二日[日]午前十時~十一時三十分
◎レクチャー「廣島晃甫の生涯と画業」★
十一月十二日[日]午後二時~三時三十分
講師:森 芳功[企画交流室長]
会場:講座室
参加無料・申込不要
◎こども鑑賞クラブ◆
十一月十八日[土]午後二時~二時四十五分
小学生対象(保護者同伴可)
参加無料(保護者は要観覧券)・申込不要
◎日本画再発見ワークショップ★
十一月二十五日[土]午後一時三十分~四時と二十六日[日]午前十時~午後四時
講師:森山知己(日本画家・倉敷芸術科学大学教授)
会場:アトリエ 定員:二十名 対象:高校生以上
要申込・材料費 一〇〇〇円程度・道具の貸出可
日本画の線と絵肌の体験など、簡単な制作を行う他、廣島晃甫の技法の謎解きから「日本画とは何か」を考えます。
【申込方法】
往復はがきでお申込みください。十一月十五日[水]必着。(申込多数の場合は抽選。いずれか一日の参加でも申込めますが、二日間参加の方を優先させていただきます。)
往信面の表には「〒七七〇-八〇七〇 徳島市八万町向寺山 徳島県立近代美術館 ワークショップ係」、裏に「講座名と参加希望の日」 返信面の表に「申し込む方の住所・氏名」、をご記入ください。
◆は、展覧会場で開催。★は、ヒアリングループあり:テレコイル付き補聴器、人口内耳に講師のマイク音声がはっきり聞こえます。また、要約筆記を希望の方は二週間前までにご相談ください。
会場情報
徳島県立近代美術館 トクシマケンリツキンダイビジュツカン
THE TOKUSHIMA MODERN ART MUSEUM
- 会場住所
-
〒770-8070
徳島市八万町向寺山 文化の森総合公園 - ホームページ
- https://art.bunmori.tokushima.jp/
登録日:2017年10月10日