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三重県立美術館 開館35周年記念Ⅱ
テオ・ヤンセン展 THEOJANSEN
人工生命体、上陸!
会場
三重県立美術館
MIE PREFECTUAL ART MUSEUM
会期
2017/7/15 SATURDAY - 9/18 MONDAY
展覧会概要
三重県立美術館 開館35周年記念Ⅱ テオ・ヤンセン展 テオ・ヤンセンテン 人工生命体、上陸!
THEOJANSEN
「21世紀のレオナルド・ダ・ヴィンチ」と称されるオランダ出身のアーティスト、テオ・ヤンセン(Theo Jansen)。彼は、風で動くアート作品「ストランドビースト(Strandbeest)※」という、大型の造形物の展覧会をアメリカ、スペイン、フランス、ロシア、アルゼンチン、韓国など世界各地でおこなっており、キネティック・アートの巨匠として人気を博しています。
1948年、オランダ・ハーグ市の海浜リゾート地、スヘフェニンゲンで生まれたテオ・ヤンセンは、デルフト工科大学で物理学を学んだ後、画家になりますが、若い頃から生物の進化に強い関心を持っていました。コンピュータ上での試行を経て、1990年以降、彼は様々な形態の「ストランドビースト」を進化させ、創造し続けることになります。骨格にはプラスチック・チューブを複雑に組み合わせ、風などの空気だけをエネルギーとし、空気を蓄える部位には古いペットボトルが使用されています。このビーストたちは、海水の水位上昇が問題となっているオランダの国土を守る生物として着想されましたが、それと同時に彼は、自然との共生や、自然エネルギーの偉大さを芸術作品として表現し、全世界の人に伝えようとしています。
本展は、東海・関西圏で初めての本格的な個展となります。国連環境計画の2009エコフェスティバルでエコアワードの受賞、そしてSONYやBMW、中外製薬等のCMで「ストランドビースト」が起用されるなど、国際的に高い評価を受け続けるテオ・ヤンセン。夏休みの期間に開催予定の本展は、その実物作品の迫力を体感できるだけでなく、それがどのように構想され誕生してきたのか、芸術創造の源泉に迫ります。
※「ストランドビースト(Strandbeest)」とは、オランダ語で砂を意味する“Strand”と生物を意味する”Beest“をつなぎ合わせたヤンセンによる造語です。
- 主催者
- 三重県立美術館/中日新聞社/東海テレビ放送/三重テレビ放送
- 協賛・協力等
- ■後援 公益財団法人三重県立美術館協力会
■協賛 井村屋グループ、岡三証券株式会社、株式会社第三銀行、日本トランスシティ株式会社、株式会社百五銀行、株式会社三重銀行、三重交通グループホールディングス、株式会社宮﨑本店、有限会社和田金、北伊勢上野信用金庫/三重信用金庫/桑名信用金庫/紀北信用金庫、主体会病院 小山田記念温泉病院
■協力 近畿日本鉄道株式会社
■企画協力 Media Force Ltd. - 休催日
- 毎週月曜日(ただし7月17日、9月18日は開館)/7月18日(火)
- 開催時間
- 9:30 ~ 17:00
- ※入館は16:30まで
- 観覧料
- 一般=1,000(800)円/学生=800(600)円/高校生以下無料
- ( )内は、前売りおよび20名以上の団体割引料金
・この料金で常設展示もご覧いただけます。
・学生の方は生徒手帳・学生証等をご提示ください。
・障害者手帳等をお持ちの方及び付き添いの方1名は観覧無料。
・家庭の日7月16日(日)/8月20日(日)/9月17日(日)は団体割引料金となります。
・主な前売り券発売所:チケットぴあ/サークルKサンクス/セブンイレブン/中日新聞販売店他 - 展覧会ホームページ
- http://theojansen-mie.com/
イベント情報
○テオ・ヤンセン来日・スペシャルトーク<美術館エントランスホール>
7月16日(日) 11:00ー/ 13.00-/ 15:00-*事前申込不要
○ストランドビーストのデモンストレーション
会期中毎日の10:00 / 11:00 / 12:00 / 13:00 / 14:00 / 15:00 / 16:00
の各時間に展示室のいずれかのビーストを、コンプレッサーを使用して動かします。
*観覧券が必要です
○ワークショップ ミニ・ストランドビーストを作ってみよう<美術館エントランスホール>
対象:小学4年生~中学生/協力:(株)学研プラス
詳細は三重県立美術館ホームページをご覧下さい。
会場情報
三重県立美術館 ミエケンリツビジュツカン
MIE PREFECTUAL ART MUSEUM
- 会場住所
-
〒514-0007
津市大谷町11 - ホームページ
- https://www.bunka.pref.mie.lg.jp/art-museum/
登録日:2017年6月27日