ID:52644
大阪版画百景
大阪新美術館×大阪府20世紀美術コレクション
会場
大阪府立江之子島文化芸術創造センター(enoco) 4階ルーム1,2,3
Enokojima Art, Culture and Creative Center, Osaka Prefecture
会期
2017年1月18日(水)~2月11日(土・祝)
展覧会概要
大阪版画百景 オオサカハンガヒャッケイ 大阪新美術館×大阪府20世紀美術コレクション
20世紀の大阪では、前田藤四郎、泉茂、吉原英雄をはじめ多くの作家が優れた版画作品を生み出しました。1951年結成の前衛グループ「デモクラート美術家協会」は、大阪を根拠の一つとして版画に力を入れ、その発展に貢献しました。また1973年から91年にかけては、前田が版画に携わる作家たちを集めてグループ展「版画8」を開催するなど、版画に関する運動の舞台としても、大阪は重要な地でした。
「大阪版画百景」展は大阪府立江之子島文化芸術創造センターと大阪新美術館建設準備室の共同企画によるもので、大阪府と大阪市の所蔵品から、大阪を描いた風景や大阪出身の作家など、大阪にゆかりのあるものを中心に、20世紀以降の版画作品約140点と関連資料を展示します。現代版画コンク-ルや大阪トリエンナーレを通じて版画作品の収集を進めてきた大阪府と、2021年度の開館に向けて新しい美術館の整備を推進しており、版画のコレクションも充実する大阪市。大阪というまちが育んできた版画作品を府・市のコレクションによってご鑑賞いただき、版画家たちの豊かな活動に触れていただく機会となれば幸いです。
- 主催者
- 大阪府立江之子島文化芸術創造センター、大阪新美術館建設準備室
- 休催日
- 月曜日休館
- 開催時間
- 11:00 ~ 19:00
- 観覧料
- 無料
イベント情報
クロストーク「大阪の版画を語る―『版画8』から現代まで」
戦後の大阪では、版画の分野でどんな創作・発表活動がなされ、どういう意義が生まれたのでしょうか。作家・画廊・研究者それぞれの立場から当事者にお話いただき、戦後から現代にいたる大阪の版画をめぐる様々な記憶を分かち合い、未来へつなぐ場とします。
(主催 大阪新美術館建設準備室、協力 大阪府立江之子島文化芸術創造センター、助成 一般財団法人地域創造)
スピーカー
宮崎平凡(もと「画廊みやざき」)
持田総章(美術家、大阪芸術大学名誉教授、本展出品作家)
中塚宏行(大阪府府民文化部都市魅力創造局文化・スポーツ課研究員)
[ファシリテーター]菅谷富夫(大阪新美術館建設準備室研究主幹)
日時=2017年1月22日(日) 14:00より(開場13:30より)
場所=大阪府立江之子島文化芸術創造センター 2 階 ルーム8(参加無料、事前申込み不要)
1月21日(土)、1月28日(土)、2月4日(土)の14:00より担当学芸員によるギャラリートークを開催します。(参加無料、直接展覧会場へお越しください)
会場情報
大阪府立江之子島文化芸術創造センター(enoco) オオサカフリツエノコジマブンカゲイジュツセンター[enoco]
Enokojima Art, Culture and Creative Center, Osaka Prefecture
- 会場住所
-
〒550-0006
大阪市西区江之子島2-1-34 - ホームページ
- http://www.enokojima-art.jp/
登録日:2016年12月20日